愛用ブーツを手軽にカスタム! シューレース交換のススメ。

  • 2023.01.29

以前は頻繁に履いていたけど、今は靴箱の肥やしになってしまった。だけど手放したくない。そんな経験は靴好きなら誰もがあるはず。そんな時は気軽にできるシューレースカスタムを試してみてはいかが?

「Brass shoe co.」松浦稔さん

1977年生まれ。東京都出身。2007年に世田谷代田でシューカスタム&リペアショップBrass shoe co.を設立。2012年よりオリジナルブランドCLINCHを展開。クラフトマンとしても一流だ。

手軽にできて雰囲気が変わります。

スタメンだったブーツが、その時々の気分や飽きによって履かなくなってしまうことは珍しいことじゃない。ただそのままにしておくほど、もったいないことはないし、足元を支えてくれた相棒に失礼ってもんだ。そんな時はシューレースのカスタムをしてみるのはどうだろう?

シューレースは消耗品であるし、見た目の印象も変わるから実は一石二鳥ってわけだ。

オリジナルシューレースは、タフな蝋引きのものとレザーを展開。先端には耐久性の高い金属パーツを使うので、どこか上品な印象を与えることができる。蝋引き1650円、レザー2750円、金属パーツのみ1箇所330円

「シューレース関連のカスタムで一番多いのが、踏んづけてしまったことで、先端のプラスティックパーツが割れてしまい、交換したいというものです。そのためブラスでは、プラスティック製ではなく、真鍮やニッケルの金属パーツを使っています。また長さや細さも調整できますし、様々なカラーバリエーションを用意しています。

シューレースはアッパーと同色のものがスタンダードですが、洋服と同じようにいろんなコーディネイトが楽しめますし、それだけで印象がまったく変わります」

その次に多いのが、ハトメの交換だという。フックからハトメに替えられ、その逆もしかりだ。

瓶の中に入っているのは、国内外で厳選したハトメのパーツで、ブラックやシルバーなどの4色展開。ハトメとフックを同じカラーバリエーションで揃えている。実用性の高いカスタムである。交換は一箇所550円
ラインナップされているのは、ブラック、ブラウン、ゴールド、シルバーの4色。このカラーバリエーションであれば、ほとんどのブーツに対応できる。ハトメを替えるのは実用性だけでなく、見た目の印象も変わる

「これは自身の用途や好みに合わせる実用面が大きいですね。あとはよりヘビーデューティな雰囲気になるホルスタンも近年は人気です。ソールカスタムと比べると手頃なプライスなので、遊びを効かせたオーダーも多いですね」

タフなアメリカのワークブーツではお馴染みのレザーパーツであるフォルスタン。オリジナルブランドであるクリンチで使っているレザーをベースに作ったもの。ヘビーデューティな印象に。2750円

シューレース周りで印象が変わる!

サンカッケーがイタリアのフラテッリジャコメッティに別注したユニークなカラーブロックのモックトゥシューズ。付
属しているベージュのシューレースもバランスがよいが、今回は様々なシューレースで検証してみた。

クレイジーパターンなので、使われているレザーの色をそれぞれで拾ってみた。バランスを取るならハトメがある箇所と同色で、遊びを利かすならバンプやトゥと同色にするのが正解のようだ。

ブラックのスウェード×スムースレザーのコンビネーションとボリュームを押さえたカスタムソールがマッチしたホワイツのスモークジャンパーにフォルスタンをカスタム。上の写真がカスタム前のもの。これも純正のような雰囲気だ。2750円

複数の形状のフォルスタンをラインナップしているので、シューレース部分の幅や形状に合わせることが可能。

ダナーライトをカスタム。もともとはブラックの丸紐でボロボロだった物を、先端に金属パーツを用いたカーキの平紐に交換した。精悍な表情となり、アウトドアよりもミリタリー寄りの雰囲気になっている。1650円

ソールカスタムを施したホワイツのスモークジャンパーにフォルスタンをカスタム。レーストゥートゥのデザインには特にマッチするので、まるで純正パーツのような完成度。水の侵入も防いでくれる。2750円

【DATA】
Brass shoe co.
東京都世田谷区代田5-8-12
TEL03-6413-1290
営業/12:00〜20:00
休み/水・木・日曜
https://www.brass-tokyo.co.jp/

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年1月号 Vol.345」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部