今回は「ブーツ、ウォレット、ハットと、オーダーメイドのアイテムが増えてきた。行き着くところはオーダーメイドなのか。そういや次の愛車もオーダーして製作中だった(笑)」というオーダーメイド上級者、編集部の最古参・ラーメン小池がお届け!
THE FAT HATTERのオーダーメイドハット
以前にもこの連載で書いたけれども、私はハット選びが非常に難しい。なぜなら頭のサイズが小さいために日本のハットだとSでもブカブカ。中にサイズ調整のテープを仕込むことなんてざら。そうなるともはや理想はオーダーしかないわけで、現代にして、良いのか悪いのか、かつてハットやスーツはオーダーすることが当たり前だった戦前の人と同じなのである。ただ、海外のハットには合うサイズがあるので、ヴィンテージなどではけっこう掘り出し物に出会える可能性は高いんだけど。
それでもかねてから一度頼んでみたいと思っていた自分サイズのハットを渋谷にアトリエを構えるファットハッターにお願いすることに。ことの始まりは長年の友人がファットハッターに連れてってというお願いから。じゃあ、ついでに私もオーダーしたかったので行きましょうということに。

オーダーはスタッフ(このときはオーナーの菊池さんも同席)と話し合いながら進めるんだけど、生地選び、クラウンのカタチや高さ、ブリムの幅、リボンなど、とにかくすべてをオーダー可能。まさに自分好みにすべてを決められるのがうれしい。しかもこのときはずっとアトリエで誰にもピックアップされなかったという柄入りのヴィンテージラビットファーを発掘!! もうこれに決まりでしょ!!



【問い合わせ】
ザ・ファットハッター
TEL03-6450-6506
https://thefathatter.com
(出典/「Lightning2022年8月号 Vol.340」)
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