ずいぶん立派になった30年ぶりの「ただいま」。 2021 ジープ・グランドワゴニア・コンセプト

  • 2023.07.04  2020.10.20

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、自身’87年式グランドワゴニアを所有し、最新型がどこまでファンに受け入れられるか楽しみにしている、アメリカ車をこよなく愛する男・ラーメン小池がお届け!

「出す出す詐欺」のワゴニアがついに登場!?

ジープ・ワゴニアといえば、SUVの元祖。ジープのドライブトレインにワゴンボディを架装することで、悪路も街乗りも、そして荷物も人も運べるユーティリティで1962年に生まれた。その後もそのコンセプトは生き続け、さらに高級ラインとして1983年にはグランドワゴニアがデビューしたことで、高級SUVの元祖としても知られている。

そんなワゴニアは多くのファンに惜しまれつつ、1991年式で絶版に。ところが現在のジープブランドを保有するフィアット・クライスラーがずいぶん前にワゴニアを復活させると言ったもんだから、ファンは歓喜した。しかし、待てど暮らせど進展しない。もはやファンからは「出す出す詐欺」なんじゃないかと言われていたのが、ついに大幅に進展。ほぼ市販車に近いカタチで突然コンセプトモデルが発表されたのだ。

2021 ジープ・グランドワゴニア・コンセプト

往年のワゴニアやグランドワゴニアを思わせるデザインというよりはグランドチェロキーの兄貴分といった感じのスタイリング。ドライブトレインなどは細かく発表されてないけど、電気自動車の技術がスタンダードで搭載されるらしい。コアなワゴニアファンにとっては力強いガソリンエンジンの搭載車も欲しいところ。2021年モデルとして市販されるというので、このコンセプトモデルはほぼ最終形か。(ジープ https://www.jeep.com)

そこに登場したのは高級感で埋め尽くされたフルサイズのジープ。ダッジがチャレンジャー、フォードがブロンコなどをかつてのデザインをオマージュして復活させた流れで出るかと思いきや、かつての面影は少ないモダンなデザインに。車名はグランドワゴニアになるらしい。旧型グランドワゴニアのオーナーとしては非常に気になる。ジープ最高級のモデルが30年ぶりに帰ってくる。

カイザー時代に生まれたワゴニア。 その後AMC、クライスラーと製造権が移って先代最終となった’91年式グランドワゴニアがこれ。威風堂々である
新型のリアスタイリング。グランドワゴニアのエンブレムは大きく、さらにライト点灯時にはエンブレムも光るギミックが。ありそうでなかった高級感
ジープ伝統の7スロットグリルは継承されるけど、コンセプトモデルはグリルもエンブレムもLEDで点灯するという仕組み。販売モデルはどうなる?
インパネは運転席、センター、助手席にまでモニターを配し、オーディオはマッキントッシュのシステムを採用。さすが最高級モデル。超未来的である

【問い合わせ】
ジープ
https://www.jeep.com

(出典/「Lightning 2020年11月号 Vol.319」)

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

20代断然革靴派

パピー高野

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

サカサモト

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

ThunderVolt 編集部

ThunderVolt

デジタル系WEBメディア

ThunderVolt 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男編集部

Dig-it

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男編集部