- 【仕様】
■サイズ/約1820×55㎜
■所要時間/約1時間30分
■材料費目安/約5000円(購入先によって金額は変わります)
■難易度/★☆☆☆☆
制作のポイントは、長めのネジを駆使して3本の丸棒つなげる工程。一見複雑な工程に見えるが、コツさえ掴んでしまえば簡単だ。また目印となるペイントにも注目だ。今回はホルダーの先端のみペイントしたが、全体を塗ってもOKだ。さぁ、キャンプの新しいギア作りに挑戦!
【今回教えてくれた先生は……】
DIYer(s) http://diyers.co.jp
DIYに特化したWEBサービス「DIYer (s)」。ショップの紹介やオリジナルDIYレシピを世界に発信&アーカイブしている。またDIYを通して暮らしを豊かにし、モノの価値を見直すことを提案。
まずは、準備するものをご紹介。
ランタン
所有のものを使用。ただし吊り下げるので、ハンドルが壊れていないものを選ぼう。
丸棒
本体になる丸棒。φ24×1820 ㎜のカットしていないものを用意。3本で約1200円
パラコード
ランタンを吊すカラビナを装着するためのもので、余裕を持って20㎝のものを用意。約800円
カラビナ
ランタンを吊り下げるためのカラビナ。取り外しがしやすく、折り畳んだときも邪魔にならない。約400円
ナットM6とワッシャー
丸棒とネジを接続するために使用するナットM6とワッシャー。各1個約50円
マスキングテープ
はみ出さずきれいにペイントするために使用するテープ。幅は好みで選ぼう。約300円
水性塗料
遠くからでも自分の敷地だとわかるよう目印代わりにペイントする。各約1400円
ロングアイボルトネジとナベ小ネジ
3本の丸棒を接続する際に使用するロングタイプのネジで、M6の70㎝のものを使用。各約300円
まずは、準備するものをご紹介。
電動ドリルドライバーと穴あけ用ビット
電動ドリルドライバーを使えば簡単に木材に穴をあけることができる。穴あけビットには穴の大きさごとに種類がある。今回は、M6ネジを通すための6㎜の穴あけビットを使用する。
早速やってみよう! ポイントは3本の丸棒をつなげる工程。
1.ペイントと穴を開ける箇所を決める。
ペイントと穴を開ける箇所を決める。今回は2色使用するので、丸棒の先端から9㎝と16㎝の2カ所に印をつける。また20㎝のところには穴をあけ用の印をつける。
2.マスキングテープを巻く。
今回使用するマスキングテープは、12㎜幅のもの。まず先端から9㎝のところにマスキングテープを貼り、さらに
16㎝の箇所にも同じように貼る。
3.色を塗る。
今回使用する色は、オレンジと水色の2色。まず先端にオレンジを、その下に水色を塗った。
隙間ができないよう、きっちり塗る。
4.テープをはがす。
塗り終わったら、塗料が乾く前にマスキングテープを剥がす。乾いてから剥がすと、塗料も一緒に剥がれてしまうので注意しよう。
キレイに塗れた!
5.ネジ穴を開ける。
先端から20㎝の目印を付けたところに、6㎜径の穴をあける。
貫通したら、念のため、ネジが入るか確認をしよう。3本すべて穴をあける。
6.なべ小ねじにロングアイボルトネジの輪っかを通す。
まず1本の丸棒にワッシャーを付けたなべ小ねじを通し、そのネジにロングアイボルトネジの輪っかを通す。
さらになべ小ねじを2本目の丸棒の穴に通す。
7.固定する。
なべ小ねじの先端にワッシャーとナットを装着し固定する。
ロングアイボルトネジを3本目の丸棒の穴に通して、ワッシャー、ナットの順に通して固定する。
ネジを締めるとき、少しだけ余裕を持たせると、ホルダーの開き閉じがしやすくなる。ただし、緩すぎると脚が広がってしまうので注意が必要だ。
8.パラコードで結ぶ。
パラコードを3本の丸棒の隙間に通して、ネジに結びつける。
しっかりと結んだら、余ったパラコードをカットする。
カットしたパラコードの先端を火で炙り、ライターの角などで先端を潰す。
こうすることで、コードの先端からほどけてしまうのを防止できる。
完成!
最後にカラビナを付けて完成! キャンプ場に持ち込めば、注目の的になれるかも?
(出典/「Lightning 2019年8月号 Vol.304」)
関連する記事
-
- 2024.06.30
サイドカー付きバイクでキャンプを楽しむ上級者
-
- 2023.11.27
ラグジュアリーテントの最高峰[MOSS TENTS]より限定ブランケット発売
-
- 2023.11.26
柔らかい灯りでサイトの雰囲気を盛り上げる、コールマンのランタンの価値は?
-
- 2023.10.27
鉄の端材で作ったソロキャンプ用の焚き火台。