そんな出会い感がお手軽に楽しめ、ヴィンテージ・マテリアルの風合いを味わえるのが、「ジョン・グラッコー」のブランド5周年を記念してリリースされるベストである。これはアメリカ東海岸を拠点に活動するヴィンテージ・ディーラーのジョン・グラッコー氏のコレクションから作られたもので、様々な時代と用途に使われたブランケットからベストの型を切り出している。そのため同じ生地のモデルはあっても柄の配置が違うなど、基本的にすべて一点モノ。多くのバリエーションの中でも、個人的に惹かれたのが、もともと馬車を引く馬の防寒着として、身体をすっぽりと包むブランケットがベースになっているモデル。
ジョン・グラッコーの5th Anniversary Fishermans Friend
年代は定かではないが、かなり旧いモノなのは間違いない。重厚感やリペア痕など、ヴィンテージだからこそ味わえるマテリアルが自分的にストライク。そんな“出会い感”が楽しめつつも、サイズも揃っているという新品ならではのメリットも嬉しい。まさに新旧のおいしい部分が味わえるプロダクツとなるのだ。
ブラウンベースの秋らしい落ち着いた色合いも自分好み。シャンブレーや、ダンガリーなどサックスカラーのシャツに太めのチノパンなどを合わせて、ヘリテージ感のある雰囲気でコーディネイトしたい。
※掲載情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning 2019年10月号」)
撮影/森俊範
関連する記事
-
- 2024.12.02
「赤」と聞いて色めくのは、航空ファンの証です。
-
- 2024.11.22
ドブネズミみたいに美しくなりたいあなたへ最適のレザージャケット。
-
- 2024.11.22
スウェード×パープルが最強のスウェードバッグがイケてる。
-
- 2024.11.07
重要な仕事道具だから妥協はしない。だから選んだプロテックスのキャリー。