趣味人? 変人? だから何? ド迫力の“軍用車両”を個人所有する遊び!

軍用車両って聞いたら一体どんなイメージを持つ? それって要は戦車でしょ!? なんか危なっかしくて嫌だな……。いえ、決してそんなことはありません。そこには単なる四駆から差別化を図りたいコアな大人たちが、クルマ遊びを究極に楽しむ姿がありました。ということで、日本ミリタリーヴィーグル協会へ遊びに行ってきました!

ミリタリーヴィークルに乗りたい! この願いを叶えてくれるのは?

026

いつかの戦争映画で観た憧れの俳優の凛々しい姿。当時と全く同じ格好をして同じようなことをして遊びたい。ミリタリーヴィークルはそのようなリエナクトメント思考を持つ人たちの願いを叶えるには欠かせないツールだ。

027

軍用車両は、戦場に投入することを想定した上で軍隊が威信をかけて設計するので、何社にも発注してトライアルにトライアルを重ねている。もちろん車両自体に戦闘能力はなく、世間一般の戦車とは全くの別物なので、究極のヘビーデューティさが一番の特徴ではあるが、それ以上に市販の丈夫な四駆と差別化して、よりマニアックな大人の楽しみ方ができることが最大の魅力といえる。

「道なき山を駆る」のが軍用車両の醍醐味!

024

では、興味はあってもどうすれば乗ることができて、手に入れることができるのだろうか。協会の方に話を聞いてみた。

「まずは気軽にNMVAのイベントに参加してみてください。複数台所有している人もいるので試乗もできますし、専用の土地もあります。もちろん購入に関しても協会でアドバイスします。実は都内には軍用車両に特化した四駆のお店もありますし、動かないクルマは皆で直して乗っているんです。世界にはリプロダクトされたパーツもたくさんあるので、極端な話、フレームだけしかなかったものも復元しますしね」

ヘビーデューティなクルマで遊び、災害ボランティアにも協力する日本ミリタリーヴィークル協会。

025

NMVA(日本ミリタリーヴィークル協会)は、軍用車を収集・再生・保存すると共に展示・広報することで自動車文化の発展に努めている団体。また、愛好家の交流親睦イベントの開催や野営地、保管場所、展示館の確保等の活動を行うと共に、災害支援活動にも参加し、公共福祉の増進にも寄与している。

ひと言にミリタリーヴィークルといえど、大きさや特徴、使用用途などは当然車種によって変わってくる。そこで、NMVA協会員自慢の一台をご紹介。

1.ウィンチを装備してWC-52タイプにカスタム。【DODGE WC-51 1942年式】

047

オープントップで、荷台部に車体に対して縦方向に兵員用ベンチシートがあるタイプ。大戦中、アメリカ軍が使用した装備品輸送型(ウェポンキャリア型)の他、兵員輸送車、救急車、偵察車、対戦車自走砲型など、総計で36万台以上生産されたモデル。

2.J3左ハンドル車にウイリスMBボディを換装。【MITSUBISHI JEEP WILLYS MB 1966年式】

046

J3左ハンドル車を改造、レプリカ用のウイリスMBボディを換装した車両。フレームむき出しからレストアのオールペイント仕上げで、エンジン設計はウイリス社。日本で作られた「Hurricane-4」なので、三菱製は「Japan Hurricane」と名付けられている。

3.JEEPと双璧をなすフォードの軍用車。【FORD M151 A2 1970年式】

045

ボディは一部を断面の大きな鋼板ボックスフレームと一体化させたモノコック構造。サスペンションはコイルスプリングを用いた、フロントダブルウィッシュボーン、 リアスイングアクスルの四輪独立懸架で、フロントグリルは横スリットになっている。

お話を伺ったのは……

一般社団法人 日本ミリタリーヴィーグル協会
FAX:0439-87-5227
http://nmva.jp/

(出典/「Lightning 2019年2月号 Vol.298」)

この記事を書いた人
ADちゃん
この記事を書いた人

ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

こだわりの最上級へ。リングを複数繋いで作られるブレスレットは、究極の贅沢品

  • 2026.03.17

創業から29年にして新たな局面を迎え、“地金から新たな素材を作り出す”という手法に行き着いた「市松」。『自在地金屋 無双』をその名に掲げて作られたブレスレットは、一点一点手作りでサイズのブレが生じるためリミテッドモデルとして製作。放たれるただならぬオーラは、職人の工夫と根気によるものだ。 誠実に地金...

待望のカスタムオーダーが再始動!シルバージュエリーはメイドインジャパンにこだわりたい

  • 2026.04.01

ネイティブスピリットを宿したシルバージュエリーで多くのファンを魅了してきたARIZONA FREEDOM。2026年春夏シーズンより、待望のカスタムオーダーがついに再始動。既存のデザインをベースに組み合わせ次第でこれまでにない自分だけのオリジナルのシルバーを形にできるのが最大の魅力だ。熟練した職人に...

革に銀!? カービングに鉱石を使って色彩を与える独自の技「ジ・オーア」の革ジャンとレザーアイテム

  • 2026.03.30

伝統的なレザー装飾技法であるカービングに鉱石を使って色彩を与える、アツレザーワークス独自の技、“The Ore(ジ・オーア)”。技術を磨き上げた匠が生み出す唯一無二のオリジナリティを紐解く。 伝統技法が交差する唯一無二の手仕事。 代官山にあるアトリエを拠点に、クラフトマンの繊細な手仕事が光るレザープ...

別荘暮らしには憧れが詰まっている。1500万円以下から手に入るログハウスという選択肢

  • 2026.03.31

いくつになっても秘密基地のような存在にはワクワクさせられる。だからこそ“別荘”という響きに今なお心ときめくのかもしれない。趣味に没頭するのも何かに挑戦するのもいい。家族とまったり過ごすのも悪くない。BESSの家は、いい大人が目論むあれこれを叶える理想の空間だ。 編集部パピー高野が別荘暮らしを体験! ...

中目黒の名店「PLEST」が仕掛ける、究極のデニムセットアップ受注会が開催中! シルバー925ボタンの圧倒的存在感を見逃すな

  • 2026.03.16

中目黒に拠点を構え、ヴィンテージへの深い造詣と現代的なエッジを融合させるブランド「PLEST(プルスト)」。彼らが放つ新作デニムセットアップの受注会が、3月15日(日)よりスタートしている。 デニムセットアップにシルバー925ボタンという選択肢を。 今回の目玉は、なんと贅を尽くした「シルバー925」...

Pick Up おすすめ記事

別荘暮らしには憧れが詰まっている。1500万円以下から手に入るログハウスという選択肢

  • 2026.03.31

いくつになっても秘密基地のような存在にはワクワクさせられる。だからこそ“別荘”という響きに今なお心ときめくのかもしれない。趣味に没頭するのも何かに挑戦するのもいい。家族とまったり過ごすのも悪くない。BESSの家は、いい大人が目論むあれこれを叶える理想の空間だ。 編集部パピー高野が別荘暮らしを体験! ...

今季のテーマは“Preppy in the Sun”! 春の到来にピッタリな「ゴールデンベア」のラインナップを紹介

  • 2026.03.18

デイリーなアメリカンカジュアルウエアを得意とする「ゴールデンベア」。“Preppy in the Sun”をテーマに掲げる今季のコレクションでは爽やかな風吹く春の到来を告げる、涼しげなラインナップを展開する。 フレンチリネンの着心地とオレンジが活きる春 主役は淡いオレンジのシャツ。フレンチリネンを1...

【Tricker’s × 2nd別注】英国の伝統と歴史が宿る質実剛健なカントリーブーツをネイビーで

  • 2026.03.18

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 革靴の名門「トリッカーズ」とのコラボが実現。ストウ ネイビーカーフ 革靴の聖地として名高い英国・ノーサンプトンにて1...

【VAN×2nd別注】スポーティなレタードカーティガンでひと味違うアイビースタイルを。

  • 2026.02.03

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【VAN×2nd】トラックカーディガン[レタードワッペンセット] 日本にアイビーの礎を築いたブランド、「VAN(ヴァ...

革に銀!? カービングに鉱石を使って色彩を与える独自の技「ジ・オーア」の革ジャンとレザーアイテム

  • 2026.03.30

伝統的なレザー装飾技法であるカービングに鉱石を使って色彩を与える、アツレザーワークス独自の技、“The Ore(ジ・オーア)”。技術を磨き上げた匠が生み出す唯一無二のオリジナリティを紐解く。 伝統技法が交差する唯一無二の手仕事。 代官山にあるアトリエを拠点に、クラフトマンの繊細な手仕事が光るレザープ...