ブーツとはこんな風に付き合いたい。20年経っても手放せない「WESCOウエスコ」 ジョブマスター。

  • 2021.11.01  2019.01.07

男にとってブーツは特別な靴。ブーツとの付き合い方で、その人自身の生き方がわかる履歴書のようなものだ。ピカピカに磨き上げられたものや、味わい深く経年変化したものなど、所有者によって実に様々。

今回はヴィンテージを忠実に復刻することで知られる「ウエアハウス」のプレス担当・藤木将己さんの愛用ブーツをご紹介しよう。“ウエスコの洗礼”から20年、今ではズバ抜けて履き心地がいいというウエスコのJOBMASTERは、まだまだ現役で活躍中。藤木さんのブーツを見ていると大切にしたい一足を自分でも探し出したくなるはずだ。

履き始めは痛い? “ウエスコの洗礼”のその先にある相棒としてのウエスコ。

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「僕がウエアハウスに入社してから2年目に買った想い出のウエスコです。当時の先輩が『これは買っといたほうがいい』と背中を押してくれたのと、ツートーンのモデルが珍しかったので、大阪の取り扱い店で購入しました。今でこそウエスコと言えば誰もが知るブーツですが、当時はウエスコジャパンさんもまだ設立されていなかったので。知る人ぞ知るブーツって感じだったと思います。

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当時は珍しかったというフォルスタン。ワークブーツらしいパーツなので、取り外すことなく20年間つけっぱなしにしているという。

履き始めた時は足がとにかく痛かったです。いわゆる“ウエスコの洗礼”ってやつですね(笑)。でもウエスコを手に入れたという嬉しさもあって頑張って履き続けてたら、いつの間にか20 年来の相棒になっていました。

おかげで今では自分の足にぴったりとフィットしていて、僕が持っている靴の中でもズバ抜けて履き心地がいいんです。バンプ部分は良質なカウハイドですが、シャフト部分はディアスキンなので足首がとにかくラク。新品時は窮屈だったのに、いまではシューレースをトップまで締めてもまったく違和感を感じなくなりました。

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シャフト部分はしなやかなディアスキンを採用している。柔らかいためストレスなく歩けるのだとか。

ちょっとマニアックですが、バンプとシャフトを繋ぐ縫製に太い番手と、細い番手を使い分けているところにクラフトマンシップを感じます。ジーンズでも糸の太さを使い分けて縫製するため、このようなディテールは個人的にツボなんです(笑)。

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軽くクッション性が高いクレープソールを装着。ベージュのアッパーと相まってカジュアルな印象も打ち出している。

メインテナンスはたまにオイルを入れて保湿するぐらいですが、長年履いているためかだいぶ味が出てきました。そのため、最近は色の落ちたジーンズと合わせるのが気分ですね」

ご紹介いただいたのは……「ウエアハウス プレス」藤木将己さん

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ヴィンテージを忠実に復刻することで知られる「ウエアハウス」のプレス担当。ヴィンテージの知識はもちろんのこと、そのプロダクツが生まれた時代の歴史までも掘り下げている勉強家。その博識ぶりは業界屈指。

【DATA】
ウエアハウス
http://www.ware-house.co.jp

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