ブーツの履き心地が変わる! フィット感を高める3つの方法。

悩みに悩みぬいて買った革ブーツ。しかし、ジャストサイズを選んでいても、足の形状によってはすき間ができることも。そのまま履いていると足の疲れや痛みの原因となるばかりか、変なシワがついたりして、革靴の醍醐味であるエイジングも思うように楽しめない。そこで大切になるのが、靴とのフィット感を高めること。お気に入りの一足を長く快適に履くための、簡単にできて効果的な方法をご紹介しよう。

その1:「ブーツソックス」を履く

20181109_1_01

ブーツと足の間にすき間がありすぎればゆるく、なさすぎればきつくなる。微妙なすき間はソックスで埋めてフィット感を調整しよう。ブーツ専用のソックスを利用してもいいが、きつめのときは薄手のものを、ゆるめのときは登山用やスポーツタイプの厚手のものを選ぶのも◎。ブーツの試し履きをするときに厚みの異なるソックスをいくつか持参し、自分好みのフィット感を見つけておくという手も、今後のために覚えておきたい。

その2:「インソール」を入れる

かかとの大小、甲の高低、扁平足と、足の形状は十人十色。最近の日本人にはかかとの小さい人が増えているというが、幅広だが甲が低い、逆に幅は狭いが甲が高いという人は、サイズで選ぶとつま先側にすき間が生まれることも。どうもしっくりこないという場合は、インソールを使ってフィット感を高める方法を試してみよう。

20181109_1_02

かかと側とつま先側、どちらか一方にだけすき間ができるなら、ホームセンターなどで入手できる薄めのコルク板を適当な大きさにカットし、インソールの下に敷くと効果的。写真のようにインソールのかかと部分、またはつま先部分に合わせて切り抜こう。

20181109_1_03

足裏のアーチをしっかり保持したいなら、立体構造のインソールを選んでみるのも◎。こちらは、オーダーメイド専門のワークブーツブランド「ホワイトクラウド」のオリジナル品で、革製の3層構造で使うほどに足の形に馴染み心地よい。

その3:「靴紐の結び方」を工夫する

20181109_1_04

レースアップブーツであれば、紐の結び方でもフィット感をアップさせることが可能。紐の結び方といえばアイレットの上から通す「オーバーラップ」とアイレットの下から通す「アンダーラップ」が一般的だが、この2つをミックスさせるのだ。下2~3段を緩みにくいオーバーラップ、それ以降を締めやすいアンダーラップにすることで、甲部分をしっかり固定しつつ、上の締め具合でフィット感を調整できる。

なお、すべりのいい平紐とは違い、革紐は緩みにくいので結び方を変える必要はない。ただ、結び方によってブーツの表情が違ってくるので、好みに合わせてチェンジするのもおすすめだ。

【紐の結び方】

20181109_1_05

【1】紐の両先端を持ち交差させたら、片方を輪に2回巻きつけ、絞る。

20181109_1_06

【2】蝶々結びのように両サイドで輪を作ってから、片方を1度輪に通す。

20181109_1_07

【3】通常なら輪に通して引っ張れば完成だが、引っ張る前にもう1度輪に通す。ここがポイント!

20181109_1_08

【4】両サイドが長さが同じになるように引っ張る。長さがバラバラだと見た目が美しくないので、左右の長さを調整しながら行う。

20181109_1_09

【5】完成! これで見た目も美しく、かつほどけにくくなる。

どれもちょっとした工夫でありながら、格段にフィット感がアップする3つの方法。せっかくの革ブーツをお蔵入りさせる前に、ぜひお試しを。

▼こちらの記事もおすすめ!

メンズブーツの種類、人気ブランドからコーデのポイントを解説!【完全保存版】

メンズブーツの種類、人気ブランドからコーデのポイントを解説!【完全保存版】

2023年02月10日

(出典/「別冊Lightning Vol.190 ブーツの教科書」

この記事を書いた人
サカサモト
この記事を書いた人

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

Pick Up おすすめ記事

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

上質な革を日常に。「INCEPTION」のショルダーバッグは経年変化が楽しみになる相棒だ

  • 2026.06.26

レザーほど、所有者とともに過ごした年月が如実に現れる素材はない。毎日のように身につけるレザーバッグは、なおのことである。“革”に徹底的にこだわるINCEPTIONのショルダーバッグはクラッチマンの相棒として最適な存在だ。 FANNY PACK 腰に巻いて使用することを目的とするファニーパックをショル...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...