都会を駆け抜けるための、“アーバンオフローダー”という選択肢。

  • 2023.02.21  2017.10.06

現在、スクランブラーをはじめとした世界中で流行しているオフロードスタイル。そもそもは悪路を走るために生まれたれたスタイルだが、近年ではその軽量なボディとレスポンスのいいエンジンが織り成す乗り味で、混雑した街中を軽快に走る抜けるための車両として注目されている。

そんな都心部で乗られるオフロードバイク(もしくはそれに乗る人)は『アーバンオフローダー』と呼ばれているのをご存じだろうか。そこで今回はインスタでも人気の横町健さんのアーバンオフロードライフを紹介しよう!

ブラックペイントを基調にフルカスタム!

001
カジュアルにスニーカーで 気軽に乗れてしまうのもシルクロードを選んだ理由のひとつ。都内で忙しく動き回るライフスタイルなので、バイクが最適なのだ

参宮橋と学芸大学、中野新橋にあるアネアカフェを運営する傍ら、近年人気を集めている塊根植物の第一人者としても知られる横町さん。大のクルマ好きとしても知られるが、実はバイクフリークでもあり、今まで所有してきた愛車は50台を超えるとか。現在の愛車は、ホンダのシルクロードと渋めのチョイスだ。

「クルマもバイクも旧いものが好きなんですが、市場価値が定まっている人気モデルにはあまり興味がなく、マイナーモデルに惹かれます。そういうバランスで考えるとホンダのシルクロードってちょうどいい立ち位置で。たまたま中古でいいベースを見つけたので、それを世田谷にあるイージーライダースでフルカスタム。オフロード寄りなイメージから街っぽい雰囲気に仕上げてもらいました。全然カスタム代の方が高くつきましたけどね(笑)」

愛車は、1980s HONDA SILKROAD(ホンダ シルクロード)。

002

1981年から’84年までの短い期間に作られていたデュアルパーパスモデル。街での使用を前提とした作りとなっている。それを世田谷のカスタムショップ「イージーライダース」でフルカスタム。より街でも違和感のないオールブラックのカラーリングに。タンク以外にほぼ手を入れている。

「これは都内専用で使っていて、ちょい乗りに最適なサイズ。今は参宮橋のアネアカフェを拠点に、植物の事務所がある代官山、ライフワークとしている柔術の道場カルペディエムがある青山の間を移動するのにちょうどいいんです。バイクだから渋滞は関係ないし、ある程度荷物があっても大きなバッグで対応できてしまいますから。大型車にはない軽快さが魅力ですね」

そんな横町さんのカスタムに注目!

003

運転しやすいようにアップハンドルにカスタム。グリップ部分をシートと同色するなど、カラーリングにこだわり、マイルドな印象に仕上げている。

004

ネットで見つけたというコブラシート。詳細は不明だがデザインがお気に入り。ブラックだとハードすぎるので、ブラウンカラーをアクセントに差し込んだ。

005

エンジンは250ccで4ストローク4バルブSOHC単気筒エンジン。マフラーは小径のスーパートラップに変更していて、心地よいサウンドを奏でる。

オフロードバイクに乗る時の横町さんの必需品とは?

趣味が仕事に発展した植物を始め、その目利きぶりにも定評のある横町さん。バイク関連の愛用品にもそのセンスの良さが出ている。アメリカ物が好きなので、レアなヴィンテージヘルメットから、バッグ、グローブまですべて米国のブランドをセレクトしている。

08

アメリカを代表するヘルメットメーカーであるベルがリリースしていたモト3とモト4はヴィンテージを所有。右のヘルメットのみリプロダクト。

006

アメリカ製のグローブは、ヴィンテージショップで見つけたもの。量販店などで売られていたものに、名もなき企業がプリント。チープさがお気に入り。

007

こちらはカリフォルニアのタクティカルメーカーであるハザード4のコンバットカメラマン仕様のバッグ。スピーディに内部へアクセスできる作り。

近年ではアーバンオフローダーたちが日本各地でのんびりオフロードを楽しめるイベントも増えてきているという。オフロードバイクは郊外で使うイメージがあるが、カスタムひとつで街でも快適に走れるアーバンオフローダーに変貌! 軽快で道なき道を進めるオフロードバイクを颯爽と都会で便利に乗りこなして、あなたもおしゃれにモーターサイクルライフを楽しんでは?

▼こちらの記事もおすすめ

いま世界で流行しているバイクスタイル「スクランブラー」って何だ!?

いま世界で流行しているバイクスタイル「スクランブラー」って何だ!?

2021年10月24日

(出典:『Lightning 2017年11月号 Vol.283』)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部