いま世界で流行しているバイクスタイル「スクランブラー」って何だ!?

  • 2021.10.24  2017.06.14

トライアンフ、ヤマハ、ドゥカティ、BMWなど、近年世界各国のモーターサイクルメーカーからスクランブラーを標榜するモデルが続々と登場している。特徴としてはそこまで本気過ぎない、普段着で乗れてしまうようなものばかり。それこそ今回の土の匂いがするバイクをストリートで走らせるという提案にピッタリのモデルが、今なら選び放題なのだ! 注目のモデルをチェックしていこう!

1.TRIUMPH STREET SCRAMBLER(トライアンフ ストリート スクランブラー)

新型の水冷エンジンを搭載して復活した人気のスクランブラー。エンジンの真横を通るアップライトなエキゾーストにショート化したリアフェンダー、ダートを思わせるブロックタイヤなどが見どころだ。122万500円

ディテールを拝見!

ツインショックフレームにフロント19インチ、リア17インチのスポークホイールという伝統のボンネビルスタイルをスマートに持ち上げた、らしさ十分のスタイルだ。

スクランブラー専用に開発されたサイドマウント型のエキゾーストシステム。このスタイルには不可欠なシルエットが付与された。

脱着することでソロシートとしても使える専用シート。クラシカルなスクランブラーにはタックロール仕様がよく似合う。

未舗装路を走行する際にエンジンを守るアンダーガードも標準装備となっている。スクランブラーらしい雰囲気作りにも余念がない。

ダート走行用の厚底ブーツをしっかりホールドするギザギザのステップ仕様に。こういうディテールがファンには嬉しいポイントだ。

【問い合わせ】
トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン
TEL/03-6809-5233
https://www.triumphmotorcycles.jp/

2.YAMAHA SCR950(ヤマハ SCR950)

すでに北米市場でリリースされ、デリバリーも始まっているヤマハの’17年式SCR950。このモデルには兄弟車に当たる、ボルトというモデルが存在する。SCR950はボルトと同じVツインエンジンを搭載。フレームも基本骨格は同様だが、新たにモディファイを加えている。

アメリカンテイストの濃いボバースタイルのボルトに対し、SCR950はスクランブラーという違ったアプローチのスタイリングになっている。かつてヤマハが作っていたDTやXTなど、ヴィンテージのオフロードモデルを意識しつつ、現代のスクランブラーを体現するモデルとなった。車両を見るとフラットで細いシート、競技車両風のサイドカバー、アップスイープマフラー、鉄素材のフェンダーなど、リアルなディテールの追求は、まさにネオクラシックと呼ぶにふさわしい仕上がり。

オフロードを強く意識しつつも、ストリートライドにもぴったりなSCR950。シンプルで明快なルックスは、どこへでも行ける雰囲気と乗り手のファッションにもマッチする。106万560円

ディテールを拝見!

ハンドルはセンターブレースつき。乗り手の気分が上がるような乗車姿勢になるよう、ハンドルの形状や高さなど細かく調整を重ねた。

容量13ℓのガスタンクはスリムなティアドロップタイプ。両サイドのグラフィックはヴィンテージオフロードバイクの雰囲気。

70’sのオフロードバイクを彷彿させるゼッケンプレート風のサイドカバー。空いたスペースに好きな番号を描いたり自由にできる。

スクランブラーらしく体重移動がスムーズにできるスリムなシート。乗りやすさを考え幅と厚み、硬さなどを細かく突き詰めた。

【問い合わせ】
ヤマハ発動機株式会社
TEL/0120-090-819
https://global.yamaha-motor.com/jp/

3.DUCATI SCRAMBLER Desert Sled(ドゥカティ スクランブラー デザート スレッド)

人気のスクランブラーシリーズに追加された新モデル。フロントホイールを19インチにし、新設計のスイングアームで足回りを強化、標準でブロックタイヤが装備されるなど、よりオフロード指向が強いモデル。135万4000円~137万2000円

【問い合わせ】
ドゥカティ・ジャパン
TEL/0120-030-292
https://www.ducati.com/jp/ja/home

4.BMW R nineT Scrambler(BMW R ナインティ スクランブラー)

空油冷水平対向エンジンを積んだ「R nineT」をスクランブラースタイルにアレンジ。車体左側からチタンサイレンサーを2本出しするなど、らしいスタイルに仕上げたカジュアルなモデル。176万5000円

【問い合わせ】
BMW カスタマー・インタラクション・センター
TEL/0120-269-437
https://www.bmw-motorrad.jp/ja/home.html#/filter-all

5.BMW R nineT Urban G/S(BMW R ナインティ アーバンG/S)

’80年代パリダカで活躍した名車「R80G/S」。現在GSシリーズの元祖となるモデルだが、そのスタイリングをモチーフとしたエンデューロマシン。価格未定

【問い合わせ】
BMW カスタマー・インタラクション・センター
TEL/0120-269-437
https://www.bmw-motorrad.jp/ja/home.html#/filter-all

6.HUSQVARNA SVARTPILEN 401(ハスクバーナ スヴァルトピレン 401)

チェーンソーなどの工業製品で有名なハスクバーナの独創的なスクランブラー。375㏄の水冷単気筒エンジンを搭載し、街乗りからダートまで幅広く楽しめる。価格未定

【問い合わせ】
ハスクバーナ モーターサイクルジャパン
TEL/03-6380-7020
https://www.husqvarna-motorcycles.com/

7.ROYAL ENFIELD CLASSIC MILITARY 500 EFI(ロイヤルエンフィールド クラシック ミリタリー500 EFI)

現存する世界最古のモーターサイクルメーカー、ロイヤルエンフィールド。中でもクラシックシリーズは、スプリングサドルやナセル付きフォークなどを装備し、旧きよき英国車の伝統を継承している。79万9000円

【問い合わせ】
ウイングフット
TEL/03-3897-7255
http://www.royalenfield.co.jp/

8.MOTO MORINI SCRAMBLER(モト・モリーニ スクランブラー)

イタリア・ボローニャのモーターサイクルメーカーが打ち出すスクランブラーモデル。フロントフェアリング、アンダーガードなど、調所に’70年代のスクランブラーを思わせるディテールを備えている。217万800円

【問い合わせ】
ピーシーアイ
TEL/03-5793-8560
http://www.motomorini-motorcycles.jp/

9.SWM SILVER VASE 400(SWM シルバーベース 400)

フラットなシートにブロックタイヤ、アップタイプのマフラーという組み合わせで、旧きよきスクランブラーのレイアウトに仕上げた400㏄モデル。66万9600円

【問い合わせ】
SWM モーターサイクルジャパン
TEL/0538-23-0861
https://www.swm-motorcycles.jp/

10.Metisse STEVE McQUEEN Desert Racer Replica(メティス スティーブマックイーン デザート レーサー レプリカ)

トライアンフ・TR6のフルレストアエンジンを搭載。スティーブ・マックイーンが乗り、「ベストハンドリング」と言わしめたモデルを現代に甦らせたデザートレースマシンのレプリカ。318万円

【問い合わせ】
Metisse JAPAN by モトコルセ
TEL/046-220-1611
https://www.motocorse.jp/

※情報は取材時のものになります。

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部