「LEWIS LEATHERS」、1着のジャケットに魅せられた男たちの小さな物語。

英国生まれのレザーライダースジャケットとして知られるLEWIS LEATHERS。長い歴史と洗練されたデザインからファッションを愛する多くの人々の憧れとなってきた。1着のジャケットに魅せられて、ついに憧れのジャケットを手に入れたオーナーたちにはそれぞれのストーリーがある。その小さな物語をジャケットともに紹介する。

1.IGGY POP JACKET Sheep Slunk Leather

数あるレザーブランドの中でも、群を抜いて異彩を放っているのが、LEWIS LEATHERSだと思っています。長い歴史がある中で、サイクロンやライトニングなどの定番モデルも当然ながら見てきましたが、なかでもファンキーでロックなジャケットが、このイギーポップジャケット。着用していてテンションが上がるし、気合も入るこのモデルが特に好きです。季節問わず、夏でも着るので、洗濯機でガンガン回すこともだって珍しくないですよ。

Rock ’n’ Roller・中原章裕(なかはらあきひろ)

キャロル時代から矢沢永吉に魅せられて40年以上、毎年欠かさずコンサートに出向く生粋の矢沢ファン。

2.No.384 BRONX Sheep Skin Black

LEWIS LEATHERSに憧れて、初めて購入したジャケットはサイクロンです。その後、いろんなモデルを手にしてきた中で、自分的に好きなカタチだなと感じているのが、原点とも言うべきブロンクスです。サイクロンはタイトフィットにしましたが、このブロンクスは冬のアウターとしても着用したいと思ったのでレギュラーフィットにしました。バッジカスタムは、ボクの人生に影響を与えてくれた好きな人や場所、言葉にまつわる物で統一しています。

MULLER・大村達郎(おおむらたつろう)

89年生。俳優養成所UPSアカデミーで演技を学び、雑誌『BRUTUS』などのモデルとしても活躍。

3.No.441 CYCLONE 1HorseHide Turquoiseblue

中高生の頃、パンクロックのバンドを組んでいたこともあり、ライダースジャケットへの憧れは漠然とありました。実際に出会ったのは、いまから20年前、まだアルバイトをしていた頃に、LEWIS LEATHERSを着ている同僚がいて、お
笑いで売れたら絶対に買おうと思っていました。このサイクロンは鮮やかな色に惹かれて2021年に購入。コロナ禍で自宅待機になった時に朝起きて寝る直前まで短期間で随分と追い込み、共にコロナと戦った戦友的存在です。

Comedian・小峠英二(ことうげえいじ)

1976年、福岡県出身。お笑いコンビ・バイきんぐのツッコミを担当。現在、LEWIS LEATHERSは14着を所有。

4.No.445 SUPER MONZA Sheep Skin Black

このモデルはLEWIS LEATHERS原宿店が出店した際に購入したもの。昔からヴィンテージショップなどで見かけていたLEWIS LEATHERSのモンザ。初めて購入したのは、かれこれ20年以上も前のことで、1980年代のヴィンテージのモデルでした。以来、現行モデルも複数着買って普段から着用していますが、シープスキンなので、革自体が重くなく、かつ柔らかくて着用しやすいのが好きです。またこのモデルらしい肩パッドのデザインもお気に入り。

galcia・坂本弘行(さかもとひろゆき)

メキシコ好きでも知られ、シルバーアクセサリーブランド、garciaを手掛ける。趣味はアメ車でクルージング。

5.No.988 WESTERN JACKET CUT OFF Calf Suede Black

通常のラインナップには存在しないモデルとレザーを使って、2021年に別注を施した希少なアイテムです。もちろんスリーブがない分、通常のライダースジャケットよりも見た目も着た感じも軽快に着られるので、多少暑くなる季節でも着用しています。フロントのピンバッジカスタムは、愛車である1968年製のTRIUMPHボンネビルとLEWIS LEATHERSのピンバッジ。着用歴はまだ2年と浅いですが、このままノーメンテでクタクタにしようと思います。

SIDESTAND・久保匡由(くぼまさよし)

広島市にてセレクトショップを営む。ヴィンテージバイクが趣味で、ライディング時もLEWIS LEATHERSを着用。

6.No.988 WESTERN JACKET Sheep Skin DarkGreen

ヴィンテージショップなどでも見かけていたLEWIS LEATHERS。イギリス発祥のブランドということもあり、洗練された印象から憧れもありました。このモデルは2017年にLEWIS LEATHERSが原宿にオープンした際、ボクのイメージをある程度、伝えてお任せでオーダーしたジャケットです。素材はシープスキンなので軽量できやすいのはもちろん、上品な艶とグリーンの濃淡が奥行きを見せる雰囲気、またスナップボタンのカスタムも気に入っています。

LARRYSMITH Silversmith・林田吉史(はやしだよしふみ)

2009年にハンドメイドによるシルバーアクセサリーブランドを設立。ヴィンテージバイクを趣味とする。

7.No.551 DOMINATOR SheepSkin Black

初めて購入したのはライトニングでしたが、ちょうど還暦を迎えるタイミングだったボクの年齢や雰囲気を考えると、どうしてもドミネーターが欲しくなってしまい、3年前に購入。身体やスタイルに馴染みやすく、気軽に着用でき、インナーやトラウザーズとの相性も良いのは想像以上。よく革ジャンは一生物と言われますが、あと何年、元気で背筋を伸ばしてカッコよく着こなせるのか? LEWIS LEATHERSを日々のモチベーションアップに繋げています。

Surakawa Hot Brothers・竹内健(たけうちけん)

スマイリーケンの愛称で親しまれ、ご機嫌バンドで知られるスラカワホットブラザーズのヴォーカルとして活躍。

8.No.441 CYCLONE HorseHide Orange

LEWIS LEATHERの愛用歴と聞かれるともう30年以上前からなのですが、オーダーにハマったのは10年ほど前。気づいたら100着以上、常にオーダーを入れていないと落ち着かないループに入っています(笑)。もともとはロックスターが着ているのを見て知ったのですが、実際、着てみると身体にフィットするので着やすいですね。オレンジは昔から好きな色で、さらっと羽織ってゴキゲンにカッコつけてライブハウスに繰り出せる、そんなジャケットです。

Freeman・須田博之(すだひろゆき)

LEWIS LEATHERS歴は30年以上。すでにオーダー数は100着超え。革ジャン、ジーパン、ブーツスタイルが鉄板。

9.Wolf’sHead×LewisLeathers Western Jacket VegeCow Black

LEWIS LEATHERSの仕事に関わるようになり、もうすぐ20年。その間、革ジャンはLEWIS LEATHERSしか着ていませんが、飽きさせることのない最高のブランドです。このモデルは、2022年のWolf’sHead創業30周年を記念したコラボモデルで、革選びはもちろんスタッズの位置まで綿密にこだわった1着です。ベジタブルタンニンカウハイドを使用しているため、着込むごと、年を追うごとに自分だけのジャケットに仕上げていきたいと思っています。

LewisLeathers Japan Manager・後藤恒明(ごとうつねあき)

日本総代理店となるLEWIS LEATHERS JAPANの代表。コレクションするヴィンテージアーカイブは必見。

10.No.391 Lightning Horse Hide Combination Colour

いつかオーダーしたい、オーダーするならライトニングと決めていました。LEWIS LEATHERSの魅力は、他メーカーに比べ、圧倒的なエレガントさと長い歴史に基づくルーツを感じられるから。もともと英国カフェレーサーに憧れていて、いつかLEWIS LEATHERSを着こなせるようになりたいそんな憧れがありました。着ているだけで、何かしらの自信を与えてもらえるます。カスタムは、袖口と襟裏を日の丸カラーにオーダーしています。

anglasad Designer・清水護(しみずまもる)

東京目黒区祐天寺にあるMitsume Tokyoのオーナーであり、anglasadのデザイナー。趣味は映画鑑賞、読書、サウナ。

(出典/「CLUTCH2023年6月号 Vol.91」)

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