「Fake α」澤田さんの、カスタムし続け3代目にしていまだ未完成のSchott。

東京・原宿のヴィンテージショップの銘店として知られるFake α。長年に渡り店長を務める澤田一誠氏には、大切に集めてきた複数のライダースジャケットコレクションがある。そんな中から特に思い入れの強い1着を見せてもらった。カスタムを続けてなんと現在3代目になるというこだわりのライダースジャケットとは?

ロッカーズカルチャーに憧れて10代からジャケットをカスタム。

10代からイギリスのロッカーズのカルチャーに銘打たれ、瞬く間にのめり込んだ青春時代。初めて買ったライダースジャケットは17歳の頃。もちろんダブル仕様。その後、ロッカーズの写真集などに感化され、ジャケットのカスタムに目覚めるようになる。

最初のボディとなったのは、アメリカ生まれのSchottのライダースジャケット。当時はルールもセオリーも分からないまま走り出したこともあり、のちにイギリス文化だから、イギリス製のジャケットのカスタムすべきだと気づいたという。ピンバッジやワッペンなどを移植し、2代目、そして今回紹介するのが3代目となるがまだまだストックはあるようだ。

ボディは1970年代頃のイギリス製のライダースジャケット

「理想の配置があるので、一代目、二代目、三代目とブラッシュアップこそしてきたのですが、ワッペンなどの配置はなんとなく同じような場所だと思います。背面に付けたタンクバッジが、もうひとつ揃えばコンプリート。ただ、このジャケットは日常的に着るものではなくイベントなどでたまに着用している程度。おもに観賞用ではありますが、ベースを変えつつもカスタムを移植しながら大切にしてきた一着です」

理想の配置を求めて代を追うごとにブラッシュアップ。

about 1970s Unkown LEATHER RIDERS JACKET (CUSTOM)

「カスタムし始めたのは10代、ピンバッチやワッペンなど移植し、これで3代目になるのですが、自分の中ではまだ未完成。背面のグラフィックは自分が描いたもので、タンクバッジをもうひとつ、左右対称に付けるつもりです。まだ使っていないピンバッジやワッペンをたくさん持っていて、いまだにこれじゃなかった、あれが良かったかもなどと悩ましく思う時もあります」

(出典/「CLUTCH2023年6月号 Vol.91」)

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