今年14回目を迎えたヴィンテージの祭典「インスピレーション ロサンジェルス」に行ってきた。

ヴィンテージ古着をテーマにしたトレードショーのブームのきっかけでもある『Inspiration LOS ANGELES』。毎年アメリカで開催されていたイベントだが、2023年は3年ぶりの開催となった。その様子をお届けする。

3年ぶりに待望の開催。ヴィンテージ古着の一大イベント。

いまはデニムバブルと呼ばれるほど、ヴィンテージ市場ではデニム人気が向上。イベント会場でも各ブースがデニムで溢れていた

今でこそポピュラーな存在といえるヴィンテージ古着をテーマにしたトレードショーだが、その火付け役といえるのが、毎年アメリカで開催されている『Inspiration LOS ANGELES』だ。

このイベントは、カリフォルニアを拠点に活動するフォトグラファーの田中凛太郎氏が主催するもので、以前に氏が不定期に発行していたヴィンテージ古着をテーマにした『My Freedomn!』の世界を具現化したもの。2023年4月7~8日の2日間、コロナウイルスのパンデミックを経て約3年ぶりに開催され、我らがCLUTCH Magazineもこれまで同様に出店してきた。

デニムとともに価格が急騰している’80年代後半~’90年代のTシャツ。特にHIP HOP系は世界的にとんでもない価格で取引されており、今回のイベントでも数多く見かけた

今回は、フリーマーケット会場としても名高いローズボウルのあるカリフォルニア州のパサデナで開催。スペシャルなものからいま話題の’90年代ものまで、多くのヴィンテージを求めて世界中のファンが足を運んだ。2024年の春もパサデナで開催予定だが、秋には日本開催の計画もあるそうで、そちらも楽しみだ。

HTCやデニムドクターとして知られるZip Stevenson氏が自身のブースで展示していた1880年代のLEVI’S。まだ品番の無い時代の廉価版の片ポケ仕様のもの
いわゆる1937モデルと呼ばれる、初めて赤タブを装備した時代のLEVI’S 501XX。極上コンディションでサイズもかなりいい1本
ヴィンテージ古着の登竜門というべき身近な存在だったFFAジャケットが、いまは世界的に流行中。当然価格も高騰し始めている
イベントで目立ったのが、ペイントや刺繍などでカスタムされたヴィンテージ。エイジングも含め、一点モノ的な価値が高まっている

※情報は取材当時のものです。

(出典/「CLUTCH2023年6月号 Vol.91」)

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