2nd編集部がこの夏ディグった、名品4選。

  • 2023.09.16

毎日のように膨大な量のヴィンテージ、新作に触れる2nd編集部が「これは!」と唸る名品をピックアップしてご紹介。暑い夏よりもさらに激アツなサンダル、BDシャツ、ショーツ、腕時計の4アイテムを詳しく取り上げていく。

1.「シュス」のベルテッドサンダル|素材にこだわり、手作業で作られる丁寧な1足。

ヨーロッパヴィンテージやミリタリーを軸に、徹底的にこだわった生地と、職人の手作業による綿密な縫製や染色、加工などの丁寧なものづくりを続けるブランド〈シュス〉。そんな同ブランドからこちらのアイテムを紹介する。サンダルのような軽快なルックスを持ちつつ、革靴を彷彿とさせる重厚感と両極端な面を持つレザーサンダル。

一般的なサンダルのイメージには捉われないデザインながら、ハンドメイドによる靴づくりのノウハウが凝縮した一足だ。こだわった素材にはイタリア・トスカーナ地方にある“コンチェリア800社”にて製造されているフルベジタブルタンニンレザーを使用している。職人の手作業で染められた奥行きのある色合いは、着用による経年変化も楽しみ。

ベルトによる調整も可能なことから従来のレザーサンダルにはないフィット感を実現。長時間の歩行も快適な一足が出来上がった。10万4500円(マサムネTEL03-6869-5359)

2.「ヴァン」のパッチワークマドラスBDシャツ|正真正銘、本物のインドマドラス。

日本においてアメトラファッションを語るうえで欠かせないブランド〈ヴァン〉。TPOという言葉を創業者である石津謙介氏が提唱していたという話があるように、創業から現在に至るまで、その時代に合わせたトラッドスタイルを提案し続けている。

そんな同ブランドから夏の定番であるインドマドラスのBDシャツを紹介。こちらは本場インドにて織られた生地をインドにて縫製するという正真正銘インドマドラスを使用したシャツ。通気性に優れ、柔らかい生地は着心地が良く、蒸し暑い日本の夏との相性も良い。またウォッシュ加工を施すことでより柔らかく、風合いよく仕上がっている。

青を基調としたマドラスチェックはそれだけで存在感があるが、パッチワークにすることで、シンプルになりがちな夏のスタイルにより存在感をプラス。この夏の主役となること間違いなしの一枚と言えるだろう。1万6500円(ヴァンヂャケットTEL03-5829-9005)

3.「グッドオン」のレトロフラワーダブルパイルショーツ|ついつい手が伸びてしまう極上の穿き心地。

1997年の創業以来、品質にこだわり旧きよきアメリカの名品を現代のデザインに落とし込み、毎日何気なく袖を通したくなるようなデイリーウエアを作り続けている〈グッドオン〉からショーツをご紹介。

使用している生地は日本国内に数台しか現存しない、旧い編み機で米綿をソフトに編み上げたパイル生地。一般的な片面パイルとは違い両面ともにパイル状となっているため、肌に触れる面も柔らかく適度な伸縮性を持ちノンストレスな着心地を実現した。吸水性に優れたパイル生地と速乾性の高いコットンの組み合わせから、湿気の多い日本の夏でも心地よく着用が可能。表面に施された花柄のプリントは製品染めを採用。先染めとは違い、一点ごとに表情が生まれ、まるでヴィンテージのような風合いとなっている。

ルックスはもちろん、着心地にもこだわった一本に是非脚を通してみていただきたい。思わず笑みが溢れるような穿き心地を約束しよう。1万3200円(グッドオンショップTEL03-5725-5727)

4.「ヴァーグウォッチカンパニー」のエヴリィワンデイト|ヴィンテージな見た目、仕様は最新。

“アンティークウォッチの雰囲気を手軽に楽しめる腕時計”をコンセプトに時計づくりを行う〈ヴァーグウォッチカンパニー〉。一本一本にデザイナーによる意匠が凝らされている。同ブランド初の日本製の時計[エヴリィワン]の新モデル[エヴリィワンデイト]をご紹介。

針や文字盤は国内の大手メーカー製を使用し、インデックスや針に使用されている蓄光塗料は世界中の時計メーカーにて採用されている国内の企業に依頼をするなど細部までこだわった仕様となっている。本体ケースは直径34mmと大きすぎず、小さすぎないサイズ感。性別を問わず多くの方の腕に具合よく納まるように設計されている。

カラー展開はこちらのコンビとオールシルバーの2色展開。ムーブメントはもちろん日本製自動巻きを採用している。よく見ると文字盤全体に〈ヴァーグ〉のアルファベットが散りばめられているなど細部までこだわりを感じる一本となっている。6万6000円(ヨシダトレードカンパニーTEL03-5774-9042)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年9月号 Vol.198」

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