カジュアルな古着MIXをエレガントに着こなす。
素材、デザイン、着用方法など、多方面からサマートラッドを表現するのが勝河さんのスタイル。シアサッカー素材のジャケットに、ショーツを合わせ、ローファーを素足で履く。個性が引き立つスタイルをカジュアルダウンしてまとめる。
「シアサッカーにはチノスラックスがセオリーですが、あえてグルカショーツを選び、ウエスタンデニムシャツを合わせています。古着的な要素を入れることで肩肘張らずトラッドを楽しんでいます」
- ジャケット3 万9600 円/エディフィス、シャツ/ラングラー、ショーツ/ Vintage、シューズ/ジェイエムウエストン、メガネ/カトラーアンドグロス
「エディフィス」勝河拓さんのサマートラッドな愛用品。
チンクアンタのグルカショーツ
シンプルなスタイルのグルカショーツだが、その実、ゴートレザーを使った一着。独特な光沢が夏のコーディネイトにアクセントをプラスする。「シンプルに見た目が好きで、何年も穿いています」
エディフィスのニットタイ
イタリアの老舗ファクトリーであるフメオ カルロにオーダーしたエディフィスオリジナルのタイ。「古着とドレスアイテムの“ツナギ” として締めます」1 万450 円
ブルックスブラザーズのブレザー
シルバーのプレーンボタンを備えた黒ブレザー。カノニコ製のサマーウールを採用する。「上品だけどアメリカンなボックスシルエット。この塩梅がたまりません」
ジェイエムウエストンのヨット
ブランドを代表するデッキシューズ「ヨット」も勝河さんのヘビロテアイテム。「モカシンは何足か持っているのですが、アメリカものにはないエレガントさを備えたウエストンはやはり別格です」
◆
夏でもトラッドスタイルな着こなしができたら、それはもう洒落者の仲間入り。秋冬なら簡単に想像がつくトラッドだが、夏となるとどう取り入れればいい? そんな迷子なあなたは、サマートラッドな着こなしサンプルが盛りだくさんの2ndの本誌をチェックしよう。
(出典/「2nd 2022年7月号 Vol.184」)
Photo/Satoshi Ohmura, Yuta Okuyama, Katsunori Suzuki, Nanako Hidaka Text/Shuhei Sato, Okamoto546, Shinsuke Isomura
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