高倉健が着たネイビーカラーのフィールドジャケットを知っているか?

  • 2022.04.05

高倉健が惚れ込んだミリタリーウエアがある。そう語るのは「ザ コロナ ユーティリティ」の西秀昭さんだ。ネイビーのM-65を見事に着こなしていた名優へのオマージュである、今回紹介するネイビーバックサテンでエポーレットなしのM-65について、同氏にお話しをうかがった。

「ザ コロナ ユーティリティ」のM-65 フィールドジャケット|「ザ コロナ ユーティリティ」西秀昭さん

「紺のM-65を着ている高倉健さんは映画の役柄もあって、ファッション的に頑張らない感じが僕にはすごくカッコ良く映った。さりげなく着ている姿に品がありますね」

高倉健が着たネイビーカラーのフィールドジャケット。

昨年12月に発売開始の新作。オリジナルのM-65にはない〝 ネイビーバックサテンのエポーレットなし〟 バージョンは、デザイナーの西さんが自身へのリマインドと高倉健へのオマージュを凝縮させたもの。5万4780(BAKU 03-6300-5043)

名優、高倉健はこのような言葉を遺している。「人間にとって一番寂しいのは何を見ても、何を食べても、何の感動もしないこと。感動しなくなったら人間はおしまい。こんな寂しいことはない」見ることや食べることのみで終わろうはずがない。彼は、人間活動の基礎たる〝着ること〞にも感動を探し求めていたに違いない。そんな高倉健が惚れ込んだミリタリーウエアがある。ザ コロナ ユ ーティリティの西さんは言う。

「映画『ホタル』と『駅STATION』でネイビーバックサテンのM-65を着ていますが、完全に着こなしているんですよね。健さんは普段から好んでM-65を着ていたそうです。確かに映画の姿を見れば、普段から着ている人だってすぐに分かります。劇中のM-65は、アルファインダストリーズ社のものでしょう。僕もニューヨークに住んでいた時に同じものを着ていました。ある時、エポーレットがイヤになってハサミで切ってみたら、肩の生地まで切り取ってしまった苦い経験も….。それでも着続けていました。今回、コロナで制作したネイビーバックサテンでエポーレットなしのM-65は、当時の思い出が原点となっています。そして、ネイビーのM-65を見事に着こなしていた名優へのオマージュでもあるのです」

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2022年3月号 Vol.180」)

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