【南アフリカ】トランスカイ軍
南アフリカ共和国にかつて存在した自治区(ホームランド)のひとつ、トランスカイの軍隊が開発した迷彩柄。
【南アフリカ】シスカイ軍
右と同様、ホームランドであったシスカイの迷彩柄。隣り合う両自治区の迷彩柄が異なる点にも注目したい。
【ポルトガル】リザード迷彩
フランス軍のものとは異なる色味の濃いリザード迷彩柄。後の南アフリカ共和国の迷彩に影響を与えたと言われる。
【ブラジル】リザード迷彩
南米・ブラジルのカモフラージュパターンは、濃淡のはっきりしたリザードタイプ。構成の細かさに植生の特異性を見て取れる。
【オーストラリア】DPCU
ダックハンターを彷彿させるクラシカルな迷彩柄を採用。DPCUとは[Disruptive Pattern Camouflage Uniform]の略。
迷彩にまつわる、知っておきたいキーワード8。
1.スノーカモ
迷彩には複数の色を用いる分割迷彩と、オリーブドラブに代表される単色迷彩がある。スノーカモは雪上での迷彩を狙った白一色の単色迷彩。左は’50sのオーバーパンツ。
2.スプレーカモ
迷彩柄の効果が実証されていながら、迷彩服が普及していなかった’40年代ごろ、兵士が独自にスプレーで戦闘服やヘルメットを塗装した迷彩柄。現在でも一部の米軍特殊部隊では、迷彩目的に限り、銃器への塗装が許可されている。
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