書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

電動バイクglafit GFR-02で、どこまで走れるかやってみた

これまで2回にわたってお届けした、GOOPASSのサブスクで借りたglafit GFR-02レポートの完結編。このglafit GFR-02で何km走れるのか、実際に試してみた。

過去2回のレポートはこちら

街乗り電動バイク、どうする? GOOPASSのサブスクでglafit GFR-02を借りてみた

街乗り電動バイク、どうする? GOOPASSのサブスクでglafit GFR-02を借りてみた

2026年08月28日

まず1回目のレポートでは、借り方と受け取り方。そして、基本的な機能についてレポートした。

基本的には、カメラレンタルのGOOPASSで借りるのだが、現在のところまだ限られたお店に受け取りに行かねばならないのですこし敷居が高い。

GOOPASS
https://goopass.jp/

見た目は折り畳み自転車だが、法規的には原付なので、ヘルメットも灯火類も、走行法規としても原付に準じるというお話をした。

GOOPASSのサブスクで借りたglafit GFR-02の徹底インプレッション!

GOOPASSのサブスクで借りたglafit GFR-02の徹底インプレッション!

2026年08月28日

次に試乗インプレッション。

ペダルを踏まずにスロットルを開けて乗るとトップスピードはほぼ30km/h。坂道には極端に弱く20kmぐらいまで速度は落ちる。ペダルを踏んで、パワーアシスト自転車のように乗ることもできるが、それでもヘルメットは必要だし、アシストの切り替わる速度域の問題で、あまりペダルを踏むメリットはない。

バッテリーパワーだけで走れるのは25.4km

では、バッテリーだけでは何km走れるのだろうか? そしてペダルを踏んだら航続距離は伸びるのだろうか? リアルタイムでのレポートは、ThunderVoltのTwitterでお届けしたが、ここではテスト内容をとりまとめてお届けしよう。

まず、センター北駅から、バッテリーパワーだけで、横須賀方面を目指して走ってみた。

ペダルは一切踏まない。スロットル操作だけで走るということだ。

バッテリー1本で走れた距離は、25.4km。横浜を通り過ぎて、新杉田駅あたりまで行くことはできたが、横須賀はおろか、金沢文庫まで行くこともできなかった。街乗り電動バイクとしては十分だが、遠乗りできる感じではないということだ。ちなみに、12時前に出て、14時前に電池が切れた。写真を撮ったりレポートしたりしているとはいえ、25.4kmの移動におよそ2時間かかった勘定になる。

バッテリーのインジケーターは4マスの液晶表示だが、これがアテにならない。つまりは電圧を測っているだけなのだと思うが、上り坂で負荷がかかると表示が減って、下り坂でスロットを弱めると表示が増える。これでは、残りのマス数から走れる距離を推測することはできない。

事実、わずか1.6km走ったとことで1マス減ったが、止まるとフルの4マスに戻る。止まっても1マス減った状態になったのはなんと14.1km走ってからだった。

こういう場所では、『自転車走行可』な歩道を走れると、かなり楽なのだが……。

30〜20km/hしか出ないのに、車道を走らなければならないのも辛かった。『モビチェン』が使えるようになると、電源を切ってナンバープレートを収納することで、自転車としての扱いが可能になる。そうすれば、川沿いの自転車専用道路なども走れるようになるので、けっこう便利だと思う。一切原付扱いのままだとちょっと不自由。

短距離でも自転車として行動できれば、かなり利便性が上がるはずだ。現状のままでは駐輪も原付スペースに停めることになるが、モビチェンを使って自転車になれば、駐輪場の可能性も広がる。

人力をプラス! パワーアシスト自転車状態で走れるのは34km

折り返してからは走るルールを変えた。

これまでとは違って、スロットルは操作しない。そして、ペダルを踏むだけで走る。ペタルを踏めばパワーアシストが動作するが、ペダルの踏力が加わるので、航続距離は伸びるはずだ。電力だけで走った25.4kmより走れるのか?

だいたいその距離を見越して、少し遠回りして出発地点であるセンター北方面を目指した。

問題は、前回も書いたがパワーアシストの設定が良くないことだ。

帰路は雨にも見舞われて辛かった。

低速では脚の力が必要だが、20km/hを越えたぐらいになるとパワーアシストが効くが、ギアがないので、脚の回転数が追いつかず、ほぼモーターだけで走ることになるのだ。

むしろ、低速から加速している間がパワフルで、速度に乗ったらアシストが減るというぐらいの方が便利なはずなのだが……。そんなわけで、この設定のおかげもあって、あまり距離は伸びなかった。

スタート地点のセンター北に到着。このあと1kmほど走ったところでバッテリーが切れた。

ペダルを踏んで走れた距離は約34km。つまり、モーターだけで走ると25.4km。ペダルを踏んで、パワーアシスト状態で走ると34km走行できる。

雨にも降られて、なかなか過酷なテストだった。

唯一無二の機能。glafit GFR-02は、街乗り便利なシティコミューター

ただし、小径車なのでポジションがキツイこともあって、ペダルを踏むのは楽ではないし、これだけの負担を背負って距離が1.5倍になるだけというのは少し割に合わない感じだ。つまり、glafit GFR-02は電動バイクとして使うのがベスト。モビチェンでナンバーを収納して、自転車専用道を快適に走るのはアリ。パワーアシスト自転車的な使い方は、航続距離が1.5倍になるが、あまり報われないという感じ。

いずれにしても、ユニークな存在であることは確かで、使い道にフィットすれば、glafit GFR-02は他にない便利な乗り物だと思う。ご自身のニーズを考えながら、筆者のレビューを読んで検討していただきたい。迷ったら、GOOPASSでレンタルして、まずは体験してみるのがいいだろう。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ネイティブアメリカンの美しき手仕事。伝統を守りながらもモダンな表現を得意とする現代作家を紹介!

  • 2026.10.08

ネイティブアメリカンのヴィンテージや工芸品を通して、彼らのカルチャーを伝えるCORNERS。今回は伝統的な手法を守りながらも、モダンな表現を得意とする現代作家をピックアップ。もの作りが乏しくなった今の米国だからこそ、余計に強く輝いているのだ。 Pamela Brown 1868年から続くナバホ族の織...

武骨な男服に効かす超繊細なメタルフレーム。「ディグナクラシック」の新作に注目

  • 2026.10.09

フライトジャケットやデニムなどの武骨な服に合うメガネで王道として挙がるのはプラフレームの場合が多い。だが、そんな武骨さのなかに繊細さを潜ませギャップを楽しむという意味ではメタルフレームも有用だ。 細かな彫金が施されたディグナクラシックの新作 今季展開されるメタルの新作は計6型で、それぞれにシルバーと...

「Wrangler(ラングラー)」の名作、スタッズを纏う。レザーラバー垂涎スウェードモデルも登場!

  • 2026.10.19

ワークウエアとしての機能だけでなく、ファッション的視点を取り入れることで独自の立ち位置を築いてきた3大ブランドのひとつでありデニム界の異端児・Wrangler。そんな彼らの受け継がれし不朽の名作に“スタッズ”が施された特別モデルが登場した。 “スタッズ”で作るネオ・ウエスタンスタイル ラングラーとい...

FINE CREEKを世界でいちばん熱く語る男。

  • 2026.10.07

この男恐るべし、である。北海道・帯広にあるセレクトショップ、...Dannyオーナー、河合裕介さん。彼のセレクトスタイルは一貫している。自分の愛せるものしか、ショップに置かないのだ。「売れるモノ」をセレクトするのではなく、「自分の売りたいモノ」のみを並べる。この時代にあって、その姿勢はまさに「愚直」...

毎日のそばに、エル・エル・ビーン。秋の定番、フィールド・コートとフランネル・シャツ

  • 2026.10.16

毎日の服に、特別な理由はいらない。気兼ねなく着られて、どんな装いにも自然となじむ。そんな日々のワードローブを支えてくれるのが、エル・エル・ビーンだ。今回は秋の定番、フィールド・コートとフランネル・シャツを着て街へ出た。 100年を超えて今日もいつもの日常着 朝、玄関を出るときに手が伸びて、休日にもつ...

Pick Up おすすめ記事

武骨な男服に効かす超繊細なメタルフレーム。「ディグナクラシック」の新作に注目

  • 2026.10.09

フライトジャケットやデニムなどの武骨な服に合うメガネで王道として挙がるのはプラフレームの場合が多い。だが、そんな武骨さのなかに繊細さを潜ませギャップを楽しむという意味ではメタルフレームも有用だ。 細かな彫金が施されたディグナクラシックの新作 今季展開されるメタルの新作は計6型で、それぞれにシルバーと...

バガブージャケット、40年目の原点回帰。現代に蘇った名作ジャケットの魅力とは?

  • 2026.10.20

1986年に誕生した〈コロンビア〉の名作「バガブージャケット」が、今年で40周年を迎えた。その機能とデザインは、フィールドだけでなく街へも広がっていった。40周年となる2026年、その原点を振り返りながら、現代に蘇った[バガブージャケット]を見ていこう。 Bugaboo II 1986 Interc...

世界中で探し求める最上の素材。「THE FAT HATTER」秋冬コレクションをクローズアップ!

  • 2026.10.07

日本が世界に誇るハッターであるTHE FAT HATTERの秋冬コレクションをクローズアップ。今回のシューティングでは、それぞれの正義や美学をぶつけ合う場に向かう男たちを表現。彼らの強い決意と威厳を表現したような力強いハットが、精悍な雰囲気を醸し出している。ハットの良し悪しを大きく左右するフェルトは...

「Wrangler(ラングラー)」の名作、スタッズを纏う。レザーラバー垂涎スウェードモデルも登場!

  • 2026.10.19

ワークウエアとしての機能だけでなく、ファッション的視点を取り入れることで独自の立ち位置を築いてきた3大ブランドのひとつでありデニム界の異端児・Wrangler。そんな彼らの受け継がれし不朽の名作に“スタッズ”が施された特別モデルが登場した。 “スタッズ”で作るネオ・ウエスタンスタイル ラングラーとい...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR