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自分オリジナルデザインのキーボードが欲しい! そんな夢がHHKBで叶う!

  • 2022.11.02

日々、仕事でキーボードを使っている方なら、自分の理想の打鍵感、デザインのキーボードが欲しい……という思いを抱かれたことがあると思う。筆者は打鍵感に関しては、PFUのHappy Hacking Keyboardが理想に近いと思うのだが、PFUと遊舎工房のコラボによって、デザインのオリジナル化も可能になっている。遊舎工房に行って、その実態を取材してきた。

Illustratorデータを作ることで、印字してもらえる

HHKBの静電容量無接点方式のメカニズム、シリンドリカルステップスカルプチャー配置による打鍵感の良さは多くの人がご存知と思う。キー配列も、US配列と日本語配列から選べる。また、最近は色も白、墨、雪の3色になり、かな表記の有無などもあるていど選択できるようになった。

しかし、シンプルな文字配列がいい……でも、無刻印では打鍵できないという方も多いのではないだろうか?

かくいう筆者も、普通に文章を書くだけなら無刻印でもいいのだが、パスワードなどで単一の文字を間違いなく入力しなければならない……となると、突如頭が真っ白になったりする。手が覚えているのだが、頭で考え始めた途端に入力できなくなるのだ。

最新の『雪』も理想に近いが、もう少しだけ刻印は少なくてもいい。たとえば、キーの手前側に刻印してある、F1〜12とか、Page Upなどの記述は要らないし、shiftやcontrolの位置も覚えてしまっているから、打刻は要らない。最低限の刻印だけでいいのだ……。

という人にお勧めしたいのが、PFUと遊舎工房がコラボして用意した、キーキャップ刻印サービス。

遊舎工房 HHKBキーキャップ刻印サービス
https://shop.yushakobo.jp/products/hhkb_keycaps_marking

用意されているIllustratorデータのテンプレートで、オリジナルデザインを作って遊舎工房に送り、PFUの無刻印キートップにレーザー刻印してもらうというサービスだ。

キートップは持ち込み不可で、キートップと印字がセットで1万5400円(税込)。注文は上記サイトから。

HHKB本体は3万6850円(税込)なので、もし持ってない人が両方調達しようとすると、5万2250円(税込)になる。まあまあの金額になるが、理想のキーボードを手に入れるためには致し方ない。

ちなみに、全部デザインするのはさすがに面倒……という人のために、PFUオリジナルのテンプレートも用意されている。これを元にちょっとイジるという手もある。

遊舎工房に行ってみた

遊舎工房は、秋葉原にある、たぶん世界にひとつの自作キーボード専門店。

考えてみたら、世界中にこれほどキーボードユーザーが多いのに、キーボード専門店がないのが不思議なぐらいだ。

といっても、遊舎工房は『自作キーボード』の専門店なので、オリジナルの基板と、キースイッチ、キートップを買い集めて、ハンダ付けしてキーボードを自作する人のための、かなりマニアックなお店。

同時に遊舎工房は、HHKBのタッチ&トライスポットでもある。店頭にHHKBが展示されており、打鍵感を試すことができる。

また、HHKB互換のキートップも何種類か販売されていた。これも気になる存在だ。

一般の方が写真には写らないように撮影時は配慮したが、遊舎工房の店内は、平日の昼間に取材に行ったというのに、キーボードマニアの方でごった返してた。

海外からのお客様も多いようで、英語でさまざまな質問をしながら、キースイッチなどを購入している方もいらっしゃった。

キーキャップ刻印サービスとは?

そんな中、遊舎工房代表の倉内誠さんとマツダさんにお話をうかがった。

遊舎工房には、購入したキーボードを自宅でハンダ付けできないユーザーのために、工作室が併設されている。この工作室には、3Dプリンター、NC旋盤と並んでレーザーカッターが設置されている。

このレーザーカッターというのは、直進性の強いレーザー光をコンピューター制御で動かして薄い板材などを切断する加工機。

このレーザーカッターで、切断するためのレーザーではなく、ファイバーレーザーを使って、キートップの表面を変色させて、マーキングするのだそうだ。

墨に、マーキングすると、ご覧のように浅いタンのような色合いでマーキングできる。

白だと、ご覧のような浅いグレーになる。シフトキーなどを見れば分かるように、浅いグレーとはコントラストが少なくて、細かい文字は少し見にくい。

筆者も近々オリジナルデザインのキートップを依頼してみようかと思っている。すべての文字を作るのはちょっと大変そうだが、シンプルなデザインは『雪』があるから、もうちょっと個性的な手書きっぽいフォントが面白いかなと思っている。お楽しみに。

(村上タクタ)

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