ミッドセンチュリー好きに朗報。夢のアイクラーホームが現実になる!

  • 2024.08.31

茨城県筑西市ののどかな街に突如現れる真っ白なアイクラーホーム。地元を中心に近隣県で注文住宅を手がける石塚工務店の本格的なアイクラーホームのショールームだ。アメリカンミッドセンチュリーが大好きという職人でもある社長が夢見た住宅を訪れた。

かつて存在したアイクラーホームを現代に甦らせる。

1940年代末~1970年代、アメリカのディベロッパー、ジョセフ・アイクラーが中心となって住宅開発をした建売住宅、それがアイクラーホームだ。当時、住宅不足に悩まされていたアメリカ。そのため、安価でメインテナンスしやすい住宅として900戸以上を販売したといわれている。

「アメリカのミッドセンチュリーが大好きで、インテリアや家具を趣味で買い集めていました。近年、サーファーズハウスといった住宅が人気ですが、私はミッドセンチュリーに造られていたアイクラーホームが好きなんです」と話すのは、石塚工務店の石塚一さん。

代表と大工を兼任するパワフルさで、本格的なアイクラーホームを造ってしまった。アイクラーホームには主に6つの特徴がある。①平屋であること。②室内と屋外の境が曖昧であること。③ガラスを多用して開放的な空間であること。④アトリウム(中庭)があること。⑤幾何学的なラインであること。⑥玄関のドアがカラフルであること。石塚さんはアイクラーホームについて徹底的に調べ上げ、忠実に再現してみせた。

「アイクラーホームはポスト&ビーム(柱と梁)構造がベースになっています。特に気を配ったのは梁。むき出しの梁が建物を横断するため、つなぎ目が見えないように計算しつくしました」
好きだからこそ細部までこだわれる。アイクラーホームへの愛を感じる仕事だ。

白い外壁にオレンジの梁を沿わせた“ニクイ”デザイン。中央には本物の石を使った乱形石張りがアクセントになっている。自然と同化したつくりも魅力のひとつ。

ミッドセンチュリーの家具やインテリアを惜しみもなく使ったリビングルーム。アトリウムへつながる大きな窓からは光が差し込み、乱形石張りも雰囲気抜群!

アトリウムから室内に入るとダイニングキッチンがお出迎え。庭へ続く大きな窓のほか天井側にも窓を設置し開放的。リビングへは木製の仕切りを付けているだけ。

リビングの脇にはキッズやワークスペースにぴったりな空間。扉がない開放的な要素と適度な閉塞感を組み合わせたつくりで、日本人の暮らしにも合うはず!

アンティーク家具をリメイクした洗面台。こういったこともできちゃう!

アトリウムから続く靴脱ぎ場。ほぼ段差がなく、外と中がつながったようなつくり。

もっと見たい、知りたいという方はコチラへ。
https://ishitsuka1.jp/contact/

【DATA】
石塚工務店
TEL0296-48-8604
https://ishitsuka1.jp

「ミッドセンチュリーデザイン」のスペシャルサイトも公開中!
https://ishitsuka1.jp/showroom/

(出典/「Lightning 2024年10月号 Vol.366」)

 

 

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