もはややりすぎなほど凶暴化した新たなラムトラックのオフロードパフォーマンスモデル。それがRHO。

  • 2024.05.03

アメリカでは4ドアセダンよりも人気のあるピックアップトラック。仕事はもとより、人も荷物も運べるし、趣味にもうってつけということから、ピックアップトラック大国の名前を欲しいままにしている。事実アメリカブランドはピックアップにかなり力を入れていて、様々な需要に向けた数多くのモデルをチョイスができることが他の国では見られない後継だ。そんなピックアップカテゴリーにおいて登場したラムトラックが新たなパッケージをチェック。オフロードに特化したRHOは、ラムトラックのなかでもももっともアグレッシブなモデルになりそうだ。

TRXの後継モデルとして2025年式RHOが登場した。

どうしても日本ではトラック=働くクルマというイメージが強いけれど、アメリカでは乗用車のひとつの選択肢(いわゆる普段の足としてですな)としてピックアップトラックが存在している。

そのため、ピックアップにも仕事、趣味、それにスポーツ走行などにそれぞれ特化させたモデルやパッケージがかつてから存在するってわけだ。

現代でもその流れは踏襲され、各メーカーがスポーツピックアップの世界でもしのぎを削っている。そんな世界にラムトラックが新たに投入したのがラムRHOだ。

それまでラムトラックの最強バージョンとして存在したTRXモデルの後継として誕生したのがこれ。これは心臓部にツインターボの直6ハリケーンエンジンを搭載し、このクラスのエンジンとしては驚異的な540馬力を発生させる。

前モデルのTRXがスーパーチャージャー付きの6.2L V8エンジンだったことから、ちょいとパワーダウンは否めないけれど、なんとトラックにして最高速度は時速約190kmという韋駄天。4.6秒で時速100kmに達するというから遜色は無い。

もちろんそれだけでなく、オフロードでの走破性を煮詰め、シャシーは既存のモデルをベースに特別設計にすることで、後輪の移動量を拡大させ、足周りにはビルシュタイン製のショックアブソーバーを採用することで、てアップダウンの激しい悪路もお手のものなスペックにアップデート。それだけでなく、標準で18インチのビードロックホイールを装着するなど、とにかく悪路での走りに特化させたアップデートが特徴だ。

2025年モデルのRHOはラムトラックでは最上位に君臨するスポーツモデル。ライバルであるフォードのラプターモデルにも引けを取らないモデルに仕上がっているので、ますますハイパフォーマンスピックアップのカテゴリーがざわつくことは間違いない。

価格は約7万ドル~という設定で、前モデルのTRXが10万ドル近いプライスだったことを考えるとリーズナブルな設定になったので、早くもスポーツピックアップ好きはワクワクしているはず。メーカーアナウンスでは2024年の後半には北米での納車が始まるという。

ピックアップトラックで本気の走りを楽しみたいなら最高の選択肢になるだろう。

ボディ後部のベッドサイドに大きくRHOのデカールがセットされる。張り出した前後のフェンダーがマッチョなイメージ。Photo by Stellantis
通常のラムとは足周りも違う。ショックにはビルシュタイン製のアダプティブ・ショックアブソーバーがこのモデルには標準で搭載され、オフロードパフォーマンスを向上させている。Photo by Stellantis
盛り上がったエアスクープ付きのエンジンフードもこのモデルの特徴。エアスクープのサイドには搭載されるエンジンの愛称であるハリケーンの文字が立体エンブレムで装着される。Photo by Stellantis

 

もはや現代では働くクルマのイメージはないアメリカンピックアップのインテリア。メーター周りは12.3インチ、中央に14.5インチ、さらに助手席側にも10.25インチのモニターがセットされる。Photo by Stellantis

 

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部