すっかり虜になってしまった石垣ブルー。「琉而器」の陶器コップ

物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告!「お気に入りのご飯茶碗を真っ二つに割ってしまった。一度はゴミ箱行きにしたけれど、金継ぎで復活させることにした。そのレポートもいずれ……」と話すライトニング編集部の旅する女・めぐミルクがお届け。

琉而器の陶器コップ

石垣島には窯元が結構多い。琉球ブルーを表現しているところも多く、窯元によって微妙に色が異なるのだが、琉而器のブルーは手にせずにはいられなかった。こちらは訳あり商品というだが、作り手にしかわからない差なのだと思う。購入時2400円。(琉而器 https://www.ryujiki.com

先日、久しぶりに沖縄へ行ってきた。あらかじめチェックしていた現地の天気は雨。気温は20℃前後といったところ。前々日に東京では雪が降り極寒を体感していただけに、雨が降ったとしても春っぽい気持ちいい気候なのだろうと期待をしていたのだが、思ったよりも寒い。半袖またはロンTで過ごそうとしていたのに、フリースが大活躍。しっかり雨にも降られ、王道の沖縄をまったく感じることなく取材が終了した。

でも私には次があった。取材後の土日に石垣島に渡ってちょっぴりバカンスを楽しんだのだ。天気はまずまずだったが、郷土料理を食べ、最近人気のお店で買い物をし、ビーチに行って南国気分を担当した。次はどこへ行こうかなぁとグーグルマップを眺めながら、まだ掘られていなさそうなお店を探す。そして見つけたのが、琉而器という窯元だった。

石垣島には鮮やかなブルーの釉薬を使った器を作っている窯元がいくつかある。それぞれ覗いてみたが、琉而器のブルーは透明感があってとても美しかった(私は勝手に石垣ブルーといっていたのだが、どうやら琉球ブルーというらしい)。

帰りの飛行機の離陸直後、島を見下ろしたら、琉而器と同じ色の海があった。柄にもなく感傷に浸ってしまったよ。また来るからね~。

内側まで美しい琉球ブルーが表現されている。薄めの飲み口で口当たりが良いので、ビールが美味しく飲めそうなのもいい
白い砂浜のような地肌とのコントラストも美しい。特に刻印はなく全体的にシンプル。色で勝負している!という意気込みが伝わってくる
石垣島の海岸の中でも有名な川平海岸。この日は少し雲が多かったのだが、それでもエメラルドグリーンの海を見ることができた

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年4月号 Vol.360」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

記念すべき第1弾の革をモヒカン小川がプロデュース! AJLP活動報告。

  • 2026.09.01

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトの活動報告。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく動き出した革のプロたちのリアルドキュメンタリーである。同プ...

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

Pick Up おすすめ記事

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

記念すべき第1弾の革をモヒカン小川がプロデュース! AJLP活動報告。

  • 2026.09.01

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトの活動報告。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく動き出した革のプロたちのリアルドキュメンタリーである。同プ...

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

上海発・気鋭のアメカジブランド「REAL SIMONS」を知っているか?

  • 2026.08.30

近年アメカジが流行し、大きな発展を遂げている中国。同国で1984年に創業したレザーウエア工場の生産背景を元に2017年に始動したのが「リアル シモンズ」だ。ヴィンテージピースを現代的に再構築した高品質なプロダクトを手がける気鋭のブランドである。 元々は皆さんと同じ『Lightning』の読者だったん...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。