日々の足としても使うインディアンの名作。

  • 2023.09.21

ライフスタイルやコーディネイトにも注目が集まるグラッドハンドの橋本佑さんの愛車は、工場が閉鎖するまでサイドバルブエンジンのみの展開であったインディアンモーターサイクルのチーフ。ストック状態だった個体をアメリカで発掘し、大胆なカスタムを施したこだわりが、実に橋本さんらしい。

ハーレー乗りが多かったから、あえて探したインディアン。

「グラッドハンド」橋本佑さん|1988年生まれ。神奈川県出身。2010年にグラッドハンド コアのスタッフとなり、現在は企画からプレス業務までオールマイティに活躍。またカメラマンとしても活躍

グラッドハンドの名物スタッフであり、その個性的なライフスタイルやコーディネイトにも定評のある橋本さん。これまでにヴィンテージの陸王やトライアンフなどを乗ってきた橋本さんの愛車は、当時ハーレーと双璧をなした名門インディアン。この車両は、スプリングフィールドにあった工場が閉鎖されるファイナルイヤーのモデルとなる。

「周りがハーレーに乗っている人たちが多かったこともあり、インディアンを探していたんです。そんな時にアメリカでストック状態のチーフが見つかったとの情報が入り、購入することになりました。それが4年くらい前の話です」

オリジナリティの高い車両だったが、思い切ったボバーカスタムを施している。その一番のこだわりは、ワンオフで作ったエキパイで、エンドをヴィンテージのマフラーにしている点。またリアのプランジャーサスペンションと干渉してしまうので、マフラーを叩いて、クリアランスを作った。

「昔ながらのサイドバルブエンジンですが、前に乗っていた陸王よりも断然パワフルで、通勤はもちろん、ロングツーリングでもストレスがありません。グラッドハンドでは、こういった旧いモーターサイクルやアメリカ車から、デザインのインスピレーションを得ることも多くあります。自分にとっては欠かせない存在です」

1953 Indian Chief

当初はオリジナルパーツが多く残ったストックコンディションの個体であったが、自身が理想とするボバーカスタムに変更。ハンドルはフランダースを使うなど、随所にレアなヴィンテージパーツを使っているのもポイント。

ハンドシフトのノブには、当時のコインをカスタムしている。今も存在する日本でもお馴染みのオールドクロウバーボンのヴィンテージである。

もっともこだわったのが、ワンオフで作ったエキパイ。オリジナルのマフラーが付いていたが、あえてヴィンテージのエンドに交換している。

ヴィンテージのヘルメットは‘30年代のフランスのGENO。アルミで作られており、経年変化とともにクラシック感が漂う。

プラスマイナスのドライバー付きのツールは、オールドクロウのボビーがボーイスカウトに入った際に支給されたものを譲ってもらった。

バッグの代わりに使っているのが、’40年代のハンティングをモチーフにしたツールベスト。シルケット加工なしのジッカー染めのダック生地。

【DATA】
GRADHAND CORE
東京都渋谷区神宮前2-19-11
TEL03-6438-9499
営業/12:00〜19:00
www.glad-hand.com

(出典/「Lightning2023年8月号 Vol.352」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部