20代で手に入れた、憧れのナックルヘッドで東京を走り抜ける。

20代ながらもハーレーのナックルヘッドを乗りこなす注目の新世代バイカーである河野潤也さんをピックアップ。幼馴染と20代でともにナックルヘッドに乗ると約束し、その目標を達成した彼は、今日も東京中を駆け抜けている。

眺めるだけでなく、独特の吹け上がりや音も楽しみな1台。

「トロフィージェネラルストア」スタッフ・河野潤也さん|1994年生まれ。宮崎県出身。幼少期から大学までサッカーに明け暮れる日々を過ごし、2019年にトロフィークロージングへ入社。26歳の時にエボスポからナックルへ乗り換えた

「昔からモーターサイクルカルチャーが大好きで、いつかはハーレーに乗ろうと夢見ていました。そんな話を幼馴染と語り合った時に、『20代でハーレーのナックルヘッドに乗っている人はほとんどいないから、どうせならそれを目標にしよう!』ということになったんです」

そう語るのは、東京のモーターサイクルシーンを象徴するブランドのひとつであるトロフィークロージングのスタッフを務める河野さん。

「ナックルヘッドは、高額ですし、なかなか手の出る代物ではありませんでした。いろんな巡り合いがあり、尊敬するバイクショップの『ハンカー』や友人たちの協力もあって、26歳の時に、この1942年製のEを手にすることができたんです」

29歳という若さで、チョッパースタイルのナックルに乗る注目の若手バイカー。自宅から離れた共同ガレージに保管するなど、宝物のように大切に扱ういっぽうで、その走行距離は年間で1万キロを超えるというから驚きだ。

「ナックルをそんなに走らせるのは珍しいってよく言われます。眺めているだけでも楽しい存在ではありますが、自分の性分としては乗ってなんぼと言いますか。ナックル独特の吹け上がりや音が大好きなんです。信頼しているメカニックの方のおかげもあり、街乗りからロングツーリングまでこなせる1台に仕上がっています。たまに壊れるのも楽しいですよ(笑)」

1942 HARLEY-DAVIDSON E

ハーレー初のOHVエンジンである通称ナックルヘッドは、1936年から’47年まで生産。この個体は第二次世界大戦時に生産された数少ない1台。オリジナルのウィッシュボーンフレームを用いたチョッパースタイルである。

チョッパーらしくシッシバーを装着し、リアフェンダーは限界ギリギリまで攻めたクリアランスにこだわっている。電飾系は12Vに換装した。

愛用しているヘルメットは、ノマドクロージングのサードストリートというモデル。’50年代のマックホールをイメージし、軽量に仕上げた。

愛用している時計は、バンドが伸縮性のあるジャバラとなったトロフィークロージングのオリジナル。小振りなサイズ感が際立つ。

1942年製のナックルヘッドに、’50年代のオリジナルのウィッシュボーンフレームを組み合わせたチョッパースタイルが個性的な仕上がりに。

バックルバックやワイドシルエットなど、ワークウエアの意匠を用いたナチュラルダックのトロフィークロージングの定番モデル1804N

トロフィークロージングのスタンダードモデルである1605。オーバーサイズを選び、サスペンダーボタンをカスタムした個性的な仕様だ。

【DATA】
TROPHY GENERAL STORE
東京都渋谷区東2-22-10
TEL03-6805-1348
営業/12:00~19:00
http://trophy.shop-pro.jp/

(出典/「Lightning2023年8月号 Vol.352」)

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