今回は、「かつて初めて編集長を拝命したときから、メガネ男子に。今では老眼も激しいので、ついに遠近両用デビューも。もはやメガネが無いと生きていけない人間になってしまった」という、編集部の最古参・ラーメン小池がお届け!
またもや気になるステディの新作メガネ。
以前もこのコーナーで紹介したことがあるけれど、私はずいぶんと長いことお付き合いをしているメガネデザイナーの金子さんが展開するステディのモデルをいつも愛用させてもらっている。
毎シーズン新作が出ると金子さんから「今シーズンはこれね」と提案されるモデルを使っているのは、自分で選んでしまうと同じようなモデルばかりをついついチョイスしてしまうから。

先日またも新作の話になって、次はこれでしょと提案されたのがご覧の2モデル。というのもシェイプは違えど、どちらも今では稀少となったセルロイド(現在ではアセテートが主流)を国内の熟練の職人が手がけたモデルで、テンプルはノー芯製法というこれまたうんちくがたっぷりの仕様。
ここ最近はメタルフレームやコンビばかりだったから、そろそろセルフレームを新調するのもアリだなと思っていたからこれまた怖い。ステディならではのすっきりとシンプルなデザインのなかにしっかりとうんちくが詰まっているところは抜かりなし。派手すぎず、地味すぎない、それでいて語りどころもあるからすばらしい。
どちらもクラシックなファッションにも似合いそうだし、あえてスタンダードなセルフレームへと原点回帰しようかと絶賛悩んでいるところなのである。



【問い合わせ】
ステディ
TEL03-5787-8371
http://www.steady-2011.com
(出典/「Lightning 2023年1月号 Vol.345」)
Photo/A.Kuwayama 桑山章
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