今回は、「ストラトキャスターとテレキャスターなら断然ストラト派だったけど、アメリカン・ヴィンテージⅡを見てからテレキャス派に。この好みの変化は自分でも意外!」と語る、ライトニング編集部の旧車・ギター・ホビー担当・イスカンダル功がお届け!
フェンダーから登場! フラッグシップモデル「アメリカン・ヴィンテージⅡ」
米国のギターブランド「フェンダー」が先日フラッグシップとなるモデルを発表した。それが「アメリカン・ヴィンテージⅡ」だ。これは’50年代、’60年代、’70年代というエレキギターによるミュージックシーンがカルチャーにも大きな影響を与えた時代に登場したモデルを復刻したもの。
もちろん単なる見た目だけの復刻ではない。まずどれも各年代の中で特に象徴的だったモデルがセレクトされ、当時の仕様を“忠実”に再現しているのがポイント。
各モデルがもつヴィンテージのディテールはすべて現代の技術で再現され、’50年と’60年代のリイシューモデルには、当時と同じニトロセルロースラッカーで塗装されている。ネックのシェイプもヴィンテージと同じ形状のCシェイプを採用し、弾き心地も抜群。そして肝心なヴィンテージならではのトーンだって再現されている。
このようにアメリカン・ヴィンテージⅡはヴィンテージギターを最新のファクトリーの技術で現代に蘇らせたシリーズなのである。
ヴィンテージギターの場合、経年による破損に注意が必要だが、これならハードケースに入れて外に持ち出すのも怖くない。自分なら部屋に飾って、ひたすら愛でていたいな。ホント惚れちゃいますよ、この美しさと雰囲気には!
【問い合わせ】
フェンダーミュージック株式会社
https://www.fender.co.jp
(出典/「Lightning 2022年12月号 Vol.344」)
Photo/A.Kuwayama 桑山章
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