眼鏡に関する悩み、相談は「パリミキ」がすべて解決してくれるぞ!

意外と知られていないが、老舗眼鏡店『パリミキ』は、眼鏡を買うためだけに行くところではない。眼鏡に関することを相談しに行く駆け込み寺のような存在なのだ。そんなわけで、ランボルギーニ三浦が様々な相談をしに、早速パリミキ渋谷店に行ってきた。

所有する眼鏡の修正などをお願いするためにパリミキ渋谷店 へ。園田店長に色々と相談に乗っていただいた

【DATA】
パリミキ渋谷店
東京都渋谷区神南1 丁目21-1
日本生命渋谷ビル1F
TEL03-3496-7538
営業/11:00〜21:00
https://www.paris-miki.co.jp/

老舗だからこそ、眼鏡との本当の付き合い方ができる。

眼鏡って日常的に掛けていると、どうしても歪んだりズレたりして、顔へのフィッティングが悪くなってくる。視力矯正している場合、目とレンズの距離を計算して矯正しているため、その距離にズレが発生すると本来の矯正視力にならず、眼鏡をかけている本人にとってすごくストレスになってしまう。特に暑くなると、汗で滑ってズレやすくなるので、メインテナンスがとても重要になってくるものだ。

そんな時は、ぜひ近くのパリミキに立ち寄っていただきたい。掛けている眼鏡のフィッティングを調整してもらうために、フラッとお店に足を運ぶことは、本来の眼鏡店との正しい付き合い方。自転車のチェーンのゆるみを直しに、街の自転車店に足を運ぶのと一緒だ。最近忘れられていた眼鏡店との本当の付き合い方ができるのも、老舗店のパリミキらしい魅力だ。

というわけで、私ランボルギーニ三浦も早速パリミキ渋谷店へGO。フィッティング、レンズ交換、鼻パッド交換、フレームの歪み修正など、とりあえず気になっていた悩みや相談を、この機会にすべてぶつけてきたぞ。

渋谷店ではコーヒーも出してくれる!

【相談1】レンズ交換

先月のライトニングで紹介した金子眼鏡×スタンダードカリフォルニアの眼鏡のレンズを交換するのがこの日の最重要ミッション。このお店で買った眼鏡でなくても当然レンズ交換はしてくれる。だって、眼鏡店だからね!

イエローのサングラスのレンズをいつもパリミキでお願いしている度入りカラーレンズにすることに。何色にしようかな

付いていたレンズを外してもらい、サンプルのカラーレンズで仕上がりを妄想してみる
結局この濃いめのグレーに決定!  私のカルテはどのお店でも調べられるので、いつもの度数でお願いした

眼鏡のレンズ交換が完了。 グレーレンズになるだけで見た目が激変。う〜ん、いいね!

【相談2】鼻パッド交換

以前から所有しているguepardというブランドのクラウンパントが、夏場になると汗で滑るので鼻パッドを大きく変更したいという相談。元々のものを切り落とし、新たに大きいものを付けてくれるそう。

ここで買った場合でも私物を持ち込んだ場合でも鼻パッド交換は代金3000円〜で対応してくれるそう

鼻パッドのサンプルを見ながらどれにするか選ぶ。今回は一番大きいサイズをチョイス。海外ブランドのものにもオススメだ

出来上がりがこちら。付 け替えたとは思えないほど綺麗な仕上がり! 掛け心地も抜群だ

【相談3】歪んだフレームの修正

ず〜と保管しっぱなしだったPersolのサングラス。レザーケースに入れたままでフレームが若干歪んでしまったため、それを修正してもらえるか相談。「とりあえずやってみますね〜」と快諾していただいた。

一見問題なさげだが、実は随所に歪 みが……。こういう丸みのあるレンズのものは、特に気を付けて保管しないとダメだね……

専用器具で熱しては徐々に修正を繰り返し、完了したあとはレンズに曇り止めまで施していただいた

写真ではわかりづらいが、かなりきれいに修正されてビックリ! 美しいフォルムを取り戻した!

【相談ではないけど】掛けている眼鏡の歪みをみていただく。

この日掛けていたDIGNA Classic 124の歪みもチェックも……。定期的にお店に行って歪みチェックしてもらうことは重要なことなのだ。

掛けている眼鏡も気軽にその場で見ていただける! そこが嬉しいでしょ

超音波洗浄と蝶番の調整などひと通りやっていただく。これ、もちろん無料です!

レンズの曇り止めと最終的なフィッティング調整をして完了。 ありがとうございます!

【問い合わせ】
パリミキ渋谷店
TEL03-3496-7538
https://www.paris-miki.co.jp/

(出典/「Lightning 2022年8月号 Vol.340」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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