王道501XXを究極まで追い求めた、本物顔負けの「ジェラード」の作りこみジーンズ。

  • 2023.04.25  2022.06.01

旧きよき時代の雰囲気やディテールなどを忠実に再現しながらも、現代的な着こなしにマッチするジーンズ。そんなジェラードの物づくりの原点は、王道501XXにあった。そんなジェラードが所有するヴィンテージジーンズの数々。その中でも完成形と言われることの多い、501XX “1947 モデル”と、フラッグシップモデルともいえる301XXをピックアップ!

「ジェラード」代表・後藤洋平さん

高円寺のヴィンテージショップ経営・古着バイヤーという経験を活かし、ジェラードを立ち上げる。世界中のヴィンテージウエアをモチーフに、現代的に再構築する物づくりの姿勢に、共感するファンは多い。

ジェラードが研究を重ねる、ジーンズの王道モデル。

ヴィンテージショップからスタートし、オリジナルプロダクツの展開を広げるジェラード。トータルコーディネイトできる幅の広さが魅力であり、ヴィンテージをベースとした独自の作り込みと、現代的なシルエットで再構築する。そんなこだわりのあるモノづくりのひとつに、ジーンズがある。

501XX 1947年前期モデル|WWII終結により物資統制が解かれ、本来の501XXに戻りつつある、1947年前期モデル。フロントボタンの数が少ないタイプとなっており、バックポケットのステッチも美しく、シルエットも細いため色気を感じる1本
31インチサイズのためフロントボタンの数が通常よりも少ない。大戦期の名残りを感じさせる

「我々のジーンズのモノづくりにおいて、多大なる影響を与えた存在がジーンズの王道である501XXで、その中でもファンの間で完成形と呼ばれることの多い1947モデルです。

ちょうど55デニムのリニューアルも控えており、我々が最初に解体し研究したのが’50年代初頭の1947後期モデル。米綿の種類から選定し、糸やインディゴの色味、打ち込み本数など解体したXX生地の数値通りに、1950年代の織機で織り上げてジェラードオリジナルデニム生地である“LAST RESORT(伝家の宝刀)”が誕生しました。

科学的アプローチで製作しており、穿き心地の柔らかさ、色落ちの速さにこだわって作っています。そして現在は1947前期モデルである、’40 年代の501XXのデニム生地製作を企画中です。新たに誕生するデニム生地にご期待ください!」

501XX 1947 年後期モデル|ジェラードが展開する301XXのディテールに近い、’50年代の片面タブを持った501XX 1947年後期モデル。バックポケットの形状やサイドステッチが短い仕様など、一般的な1947年モデルでは見受けられないディテールが魅力だ
短いサイドステッチは両面タブの革パッチに多く見られる。移行期の意匠がMIXするのも面白い

こちらも注目! 生地の再現性にこだわるフラッグシップモデル。「JELADO 301XX」【8カ月着用】

オリジナルデニム生地 “LAST RESORT(伝家の宝刀)”を使用したジェラードの意欲作。当時の革パッチをベースに、バックポケットの特徴的な形も再現し、一筆での縫い方も、最後を三角で留めた縫い上げも再現する。

モヘアニット/ JELADO “Cobin”、カットソー/ JELADO Blue Label “Malib”、アクセサリー/ FIRST-ARROW’s、ブーツ/ The Two Monkeys “Sportif”

20代当時の古着ファッションを、少し着方やサイズ感を変えて今っぽく着ています。今の自分の年齢考えて、あまりルーズなスタイルにならないようにして、綺麗にエイジングした301XXを合わせました。着用期間は8カ月ほどですがしっかりと味が出たと思います。

驚くほどの柔らかい穿き心地と、色落ちのスピード感が魅力の301XX。バックヨークのパッカリングや、コインポケットの色落ちなど、ポイントにしっかり味がでるのが特長だ

(出典/「Lightning2022年4月号 Vol.336」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部