調布に出現! 代々続いてきた牛舎をリノベーションして誕生した古着屋。

まるでアメリカの郊外にある倉庫を改装したようなヴィンテージショップ!? いえいえ、実はここは東京の調布市。50 年以上続いてきた牧場の牛舎をDIY でリノベーションし、セレクトショップ感覚で楽しめる古着店になっている。

「バイヤー」オーナー・小野将平さん

専修大学在学中に南アフリカ・ケープタウンに留学。帰国後に家業であった小野牧場の牛舎を改装し、2019年にバイヤーをオープン。

この佇まいで東京!? つい数年前まで牛舎だった!?

牛舎を改装した古着店が東京にある。そんな噂を聞いて向かったのは、京王線の布田駅近く。オーナーの小野さんは、3代目の父親が家業の酪農を廃業したことをきっかけに、家族の思いの詰まった牛舎をリノベーションし、2019年にヴィンテージショップとして再出発させた。

「大事にしてきた建物ということはわかっていたので、自分がうまく活かすことはできないかと考えました。そんな時、留学していた南アフリカで見た工場跡地のマーケットを思い出したんです。普段は私が手掛ける古着店だけですが、様々な業種のお店を招いて、週末にマルシェのようなイベントを行っています。店名のBYREはイギリス英語で牛舎の意味です」

ま た人気が再燃している1980 ~ ʼ90年代のハーレーTシャツもセレクトしている。ロブスターモチーフは‘98年、ブラックは‘86年のもの。各7800円
ストア系ブランドの代表的な存在であるシアーズのハワイアンシャツは70s。コットンポリなので日本の夏でも着やすい。6800円

代々続いてきた牛舎を活かした空間づくり。

天井が開く仕様は牛舎本来のまま。モーターで開閉できるので、晴れた日はオープンにしている。内装はすべてオーナーの小野さんがDIYで行っている。

床に商品を置かないのもディスプレイのこだわり。

酪農で使っていた搾乳機のレールや換気用ファンなどを大胆に活かしている。この煌びやかなシルバーの管は絞った牛乳を流すための真空管だったもの。

東京なのに東京ではないような佇まいの古着屋。牛が住んでいた空間でお気に入りの一着を見つけるという体験はここでしかできないはず。ぜひ足を運んでみてほしい。

【DATA】
バイヤー
東京都調布市布田3-53-3
TEL090-1559-6117
営業/13:00~19:00
休み/不定休(インスタグラムで告知)
https://byre-chofu.com
Instagram: byre-clothingstore

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Ligthning2021年9月号 Vol.329」)