長旅も楽しめる究極のエクスペディションビークル、2015年式トヨタランドクルーザー79。

  • 2023.02.21  2022.01.13

ランドクルーザー70シリーズの30周年を記念して国内で限定販売された同モデル。中でも注目されたのはピックアップモデル。そんなアウトドア好きにも支持されるワイルド系を、さらにヘビーデューティにカスタムした1台を見ていこう。

ワンオフで製作した1台。今後は市販化も予定!?

ピックアップの全長は約5.3m、ホイールベースも約3.2mあり、決して小回りは効かないが、この荒々しさは変えがたい魅力がある。後部のキャノピーはワンオフで製作したものだが、今後は図面もできているため市販も検討されているという。

フロントにはARBのサミットウインチバンパーを装着。合わせてボディを保護するプロテクションサイドレールを装着。荷台の代わりに装着されたキャノピーはか なりの収納力があり、側面のハッチを開けることで内部にアクセス可能だ。

ルーフテントでどこでも快適車中泊

車体左後部に270度展開できるRHINO製バットウイングオーニングをキャノピー上に装着することで、タープを張る必要なしに快適な空間を確保できる。ルーフトップテントは車体右側に展開するようにセット。昇降用の専用ラダーを使って車体右側からアクセスする仕組み。クルマさえ停められれば、泥濘地でも快適に就寝可能だ。

キャンプ仕様にカスタムされたランドクルーザー79のディテールを拝見!

キャノピーは側面のハッチを開けることで内部にアクセス可能。 右側面には作業灯などの電装系の操作スイッチをまとめてあるほか、本格的オフローディング時のタイヤの空気圧 調整や、SUPや浮き輪といったインフレータブル物を膨らませるのにも便利なエアコンプレッサーを装備している。


リアには折りたたみ式のラダーとスペアタイヤを装備。ラダーは荷物をルーフ上に乗せる ために登ることが多いため、必需品だという。

足回りはARBオールドマンエミューのサスペンションキットで前後共に50mmのリフトア ップを実現すると共に足回りを強化している。

ルーフにはRhino RackのルーフラックにARBのルーフトップテントを装着。前面にはIPF LEDバーライトを装着している。

ホイールはKMC XD13717インチで、295/70サイズのマッドテレーンタイヤを組み合わせる。

テーブルやチェアだけでなくアウトドアグッズはほとんどキャノピー内に収納可能。フレックスドリームでは写真のペトロマックスのランタンやダルトンといったアウトドアグッズや雑貨も取り扱っている。

【DATA】
flexdream ランクル調布店
東京都調布市国領町1-17-1
TEL042-486-8887
営業/10001900
休み/水曜日※祝日の場合は営業

情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning 2021年7月号Vol.327」)

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