最も身近なアメリカへ! 伝説のショップ「ムーンアイズ」にいざ潜入!!

  • 2023.02.21  2021.12.30

モーターカルチャーを中心に、サザンカリフォルニアのライフスタイルを全国に発信するアメリカンカルチャーの伝道師、ムーンアイズの本拠地へ突撃。ライトニング編集部のモヒカン小川、ランボルギーニ三浦がピックアップした、リアルなアメリカの匂いが漂うアパレルや雑貨、カスタムパーツと店舗の様子をレポートする。

アメリカンモーターカルチャー語るのに欠かせない存在「ムーンアイズ」。

よく見る目玉のロゴは’50年代から続くムーンアイズの象徴!

日本に浸透するアメリカンモーターカルチャーを語る上で「ムーンアイズ」の存在は欠かせない。

まず初めにムーンアイズの歴史を簡単におさらいすると、1952年にアメリカ、カリフォルニアのサンタフェ・スプリングスでディーン・ムーンが創設。当初はホットロッドを手掛ける『ムーン・オートモーティブ』としてスタート。’50年代からレースに積極的に参戦しながら、ムーンディスクなどのパーツやウエア、グッズを展開し、アメリカのカーカルチャーが好きな人なら知らない人はいないほどのメーカーに成長した。

ムーンアイズの店舗にはカフェやガレージが併設され、ムーンアイズがプロデュースしたカスタムカーやホットロッドが並ぶ。まるでカリフォルニアの風景をそのまま切り取ったようなリアルな雰囲気

ムーン・オブ・ジャパンができたのは1986年。その後1992年から代表のShige菅沼さんがアメリカのムーンアイズ本体を受け継ぎ、この歴史あるメーカーのカルチャーを発信していくことに。そして、その本拠地となるのが本牧にあるムーンアイズ・エリア1であり、モノを売るだけでなく、“カーフィーショップ”やガレージを併設し、南カリフォルニアのライフスタイルを提案し続けている。

さあ、早速店内に潜入! と、気になるのはやっぱりホットなクルマの数々。

ガレージに鎮座するムーンアイズ代表、Shige菅沼さんの愛機’69年式シボレー・カマロ Z28はドラッグレースにも参戦していたホットな1台。

2018年のホットロッドカスタムショーでお披露目されたムーンアイズのプロジェクトカー、1961年式ビュイック”MQQN Blessing”。

2017年に製作されたアーリーショベルベースの“MOON SHINE” は、”MQQN Blessing”同様イエローのフェードペイントが美しい。

ムーンアイズがカスタムをプロデュースした1972年式TOYOTA Celica ST。ブランドカラーのイエローを纏い、国産旧車もアメリカンな雰囲気に。

トラディショナルな1932年式フォード・ロードスター。シェビー・スモールブロックをホップアップしたホットなエンジンが魅力。

’90年代にムーンアイズがプロデュースしたToyotaHi-Lux Dually。ロー&ロングのシルエットが特徴で、バイクを積むトランスポーターに最適。

気を取り直して、いざ店内へ。限定品を見逃すな!

エントランスから入るとまず飛び込んでくるのはクラシカルなガレージのような雰囲気のモーターサイクルエリア。国産からH-D、英車などにも使えるカスタムパーツがずらりと並ぶ。

様々なデザインのテールライトはムーンアイズで取り扱う人気カスタムパーツ。さりげなく個性を演出するのにオススメ。

ワイルドマン石井さんのピンストライプが入るタンクやヴィンテージのタンクがウッドの壁にディスプレイされている。

取材に訪れてすぐ、モヒカン小川、ランボルギーニ三浦揃ってMOON Equippedロゴの総柄マスクを購入。コロナ禍期間中は外出時の必須アイテムだけにマスクのデザインにもこだわりたい。

1階アパレルエリアのショーケースには過去に製作した限定アイテムもディスプレイされている。限定アイテムはコレクションとしても人気が高いので気になるものに出会えたら即手に入れるべし。

足回りのアクセントになるエアバルブキャップ。アイシェイプや8ボール、ダイスなどポップなデザインが人気だ。

’60sのアメリカのホテルやモーテルで使われていたルームキーがイメージソース。フェリックスの3種類のデザインを展開。880円

ラットフィンクのプラスティックキーチェーンはチープな質感がアメリカンな雰囲気。お土産にも◎。440円

オリジナルロゴが入ったガム。ワイルドマン石井さんによるピンストライプが描かれたケースも味もアメリカの匂いが漂ってくる。

ガレージや部屋に飾ると一気にアメリカンな雰囲気を漂わせてくれる遊び心溢れるサインのラインナップ。サイズやデザインを豊富に揃えているので、飾る場所の用途に最適な物を見つけよう。

アパレルもアメリカンな香りたっぷり!

続いて、オリジナル商品が豊富に揃うアパレルもチェックしていこう。

’50sから変わらないデザインで作り続けられているMOON Equipped Tシャツ。カスタムやホットロッドが好きならとりあえずマストバイの1着。4620円

アイボールロゴを囲む日本語のレタリングが特徴的なラグランTee。カリフォルニアのカルチャーと日本らしさが融合するグッドデザインだ。3520円〜

ありそうでなかったラットフィンクとのコラボT。アイボールを背負うラットフィンクのキャッチーなグラフィックに注目。5280円

HPやカタログでモデルを務める看板スタッフ、Amiさんのオススメはトラディショナルな雰囲気のレッド・ロードスターT。4290円

買い物に疲れたらアメリカンダイナーで休憩!

ムーンアイズ・エリア1に隣接するムーンカフェ。テラス席があるので晴天の日は気持ちが良い日差しを浴びながらアメリカンな食事を楽しみたい。

ディーンムーンバーガーは112.5gのパティをダブルで包むボリューミーなハンバーガー。写真はBBQソース、パイナップル、ベーコンをトッピング。3100円

2006年に50年の歴史に幕を閉じた三橋レストランから受け継いだ自家製アップルパイ。660円

ふたりもご満悦。ってこんなに食べるの?!

店内にある旧い本牧の写真や海外ゲストの直筆サインにも注目。ビッグネームの数々にムーンアイズが日本のカスタムカルチャーに与えた影響力の大きさを見る。

エド・ロス直筆のラット・フィンクの落書きも!

ムーンアイズの根底にあるのはまさにアメリカのモーターカルチャーそのもの。モノもスタイルもムーンアイズで、本物のアメリカを体感してみては?

【DATA】
MOONEYES
横浜市中区本牧宮原2-10ムーンアイズエリア1
TEL045-623-5959
https://www.mooneyesshop.jp

(出典/「Lightning 2021年6月号 Vol.326」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部