DRESS HIPPYの音を感じるフレグランス。
人の記憶は何かと結びつくことでより強烈な思い出となる。友人と買い物に出かけ遊ぶとき、彼女とデートの出発前に、朝方まで遊びつくす日……。
そんな“香り”も“音楽”も、どちらも昔の記憶をよく思い出したりするもの。香りは言葉で表現しにくいけど、音楽なら表現しやすい。だからファッションブランドとして香水を作りたいと思ったときに、音楽のイメージの香り(香水)を作ろうと思った。
「調香師さんと打ち合わせしながら試行錯誤して作り上げました」と代表の古俵さんはそう語る。毎日毎日異なる香りを身にまとい、その日の感想を書き貯めた。それぞれの香りのイメージや、使ったときに感じた感想を何度も伝え、修正を繰り返し、完成させた。
「音楽のイメージの香水」という事で調香師の方にも新たな挑戦をしてもらったが、当初古俵さん自身がイメージしていた香りをさらに上回る良いモノが出来上がったそうだ。
「ドレスヒッピーが考える、香水の似合う男性像とはなにか?」
それは良い香りを纏う前提に、見た目の清潔感が当然大切になってくる。その後のプラスワンの自己主張として、香りをもドレスアップできるような男性に、この香水を使ってもらいたいという。その日の気分でつける量を変えたり、違う香水同士を重ね付けをしたりしてコーディネイトを考えるようなつもりで、自分なりの組み合わせを探して使うこともできる。
DRESS HIPPYの3つの香り。
【BLUES(ブルース)】温もりの中にも色気のある優雅な香り。
柑橘系のべルガモット、マンダリン、レモンのフレッシュさを持ったトップ。ミドルにラベンダー、ローズマリー、ガルバナムのスパイシーなアクセントで香りに奥行きを持たせた。ラストには、トンカビーンズ、バニラ、ムスクが香る。50mℓ/ 7700円
【JAZZ(ジャズ)】都会的で大人のパーティシーンを彷彿。
トップの香りはアップル、ぺアー、プラムと言った華やかでフルーティな装い。ミドルにジンの香り付けて代表されるジェニパーべリーの優雅さが香りを引き立たせる。ラストにはムスクとアンバーにパチュリが加わる。50mℓ/ 7700 円
【ELECTRIC(エレクトリック)】軽快さの中にもクセになるスタイリッシュな香り。
オレンジフラワー、べルガモットをトップの香りに、爽快感を演出。ミドルにはローズ、ジャスミンにバイオレットが加わりシャープな印象に。ラストのムスク、アンバーが全体を支える。50mℓ/ 7700 円
DRESS HIPPY の世界観を存分に落とし込んだフレグランス。ボトルからパッケージのデザインまでのこだわりは必見だ!
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(出典/「Lightning 2020年8月号 Vol.316」)
Text/A.Shirasawa 白澤亜動 Photo/K.Ihara 井原完祐 問い合わせ/NO name! TEL078-333-1341 http://no name-web.jp