フォードのフルサイズバン「E-150」をカーゴフェイス×ブロックタイヤで迫力を格上げ!

  • 2023.02.21  2020.08.18

高年式のアメリカ車のバン専門店として知られるエクスワークス。そんな同店が提案するフォードE-150にカーゴフェイス& オフロードタイヤを装着したカスタムスタイルは、まるで軍用車のような迫力ある佇まいを醸していた。

見るからにヘビーデューティなフルサイズバン!

現在生産されているアメリカのフルサイズバンといえば、フォードのトランジットか、シボレー・エクスプレスのみ。’90年代には日本でも一時代を築いたジャンルだけに、アメリカ車ファンとしては寂しい限り。

外環自動車道の川口西インターから程近くにある「エクスワークス」。以前はダッジ・ラムバン専門だったが、現在はフォードE150も展開している。パーツのストックも豊富だ

しかし、フォードやダッジを中心とした高年式のアメリカンバン専門店として、バン好きを支えるショップが「エクスワークス」だ。’97年のオープン以来、20年以上バンを専門に扱ってきたため、経験値も高く信頼も厚い。同店は常時20台以上の在庫車両を確保しているため敷地内には大型のバンが所狭しと並ぶ。

2011 FORD E-150

そんな「エクスワークス」が提案するイチオシのスタイルが、フォード・Eシリーズの最終型であるE-150に商用のカーゴフェイス(商用グリル)をインストールした男前なカスタム。

本来、E-150は高級感のあるメッキグリルが装着されるのが一般的だが、マットブラックのカーゴフェイスに換装することで、軍用車のようなタフな印象へとチェンジ。さらにブロックタイヤを履かせることで迫力ある佇まいになる。

「人も荷物も大量に積載できるのがフルサイズバンの魅力ですが、高年式なら遠方のロングドライブも快適という理由で選ぶ人が増えています。また近年はキャンプブームということもあり、国産バンから乗り換える人も多いですよ」(スタッフの新井さん)

同じE-150でも乗用車と商用車こんなに印象が変わる!

パッセンジャーフェイス(乗用車)

カーゴフェイス(商用車)

同じ年式のE-150のパッセンジャーフェイス(乗用)とカーゴフェイス(商用)を比較してみた。クロームとブラックという色の違いだけでなく、ライト周り形状も変更されているため印象はかなり異なる。純正グリルだけでもここまで楽しめるのも、アメリカ車ならではの楽しみ方といえるだろう。

2011 FORD E-150

’61年に登場したエコノラインの末裔ともいえるE-150は2008年にデビュー。大型のグリルが特徴で高年式のアメリカ車らしい顔つきに。2014年にEシリーズのバンモデルは生産終了となり、現在は欧州フォードが展開するトランジットが後継モデルとして北米でも販売されている。

  • 2011 年式 フォード E-150
  • 全長550.4 ㎝ 全幅208.5 ㎝ 全高201.7 ㎝ 車両重量2583 ㎏ ※ カタログ数値
  • エンジン:4600cc(ガソリン)

続いてカスタムや車両のポイントを見ていこう。

インパネ周り

インパネ周りはブラックで統一されておりシンプルな印象。広々とした空間を活かし、ドリンクホルダーに加え収納ポケットも豊富なのが嬉しい。

足まわり

足まわりはプロコンプ製の16インチホイールに、BFグッドリッチのオールテレーンタイヤをマッチング。リフトアップはしているようにも見えるが、ノンリフトでもこれだけの迫力が出せるのだ。

サイドステップ

リフトアップはしていないものの、もともと腰高な車両のため、両サイドにサイドステップを装着。これがあるだけで乗り降りはかなり楽になる。

リア

リアはステップバンパーを装着しているため荷物の出し入れもしやすいのが特徴。シンプルなデザインも全体の雰囲気にマッチしている。

サイドドア

サイドドアは乗り降りしやすい6:4の観音トビラを装備している。

ルックス、積載量、快適さの3拍子揃った高年式フルサイズバン。気になる人は「エクスワークス」をぜひ訪れてみて。

【DATA】
EX-WORKS
埼玉県さいたま市緑区東浦和1-11-9
TEL048-810-1444
営業/10:00〜21:00
休み/なし
https://www.ex-works.co.jp

▼こちらの記事もおすすめ

男前なバン“エコノライン”! フォードのトランスポーター「E150」で都会を駆け巡る。

男前なバン“エコノライン”! フォードのトランスポーター「E150」で都会を駆け巡る。

2023年02月21日

商用車としてのバンを、とことんカッコよくカスタムしたデザイン会社の作業車がスゴイ。

商用車としてのバンを、とことんカッコよくカスタムしたデザイン会社の作業車がスゴイ。

2023年02月21日

(出典/「Lightning 2020年8月号 Vol.316」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部