7月1日からレジ袋有料化。男性には紙袋にしか見えない、革製のエコバッグがおすすめ!

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 編集部でネット検索してたらアスタリスクのバッグを見つけ、なんとショップが世田谷区用賀(ライトニング編集部がある)だったので、その足でお邪魔しちゃったという、レザー通のモヒカン小川がお届け!

Aster*isk(アスタリスク)の「革袋」。

スーパーのレジ袋が有料となり、じきにコンビニも有料になるという。かなり不便だが、「プラスチックゴミを極力出さない」というエコの観点から言えば、仕方のない流れでもある。俺もそろそろエコバッグを持たないと……と思いながらも、主婦が持つような“ぞんざいな”エコバッグは持ちたくない。なんかいいバッグないかな〜といろいろネットで調べていたら、見つけちゃいました、俺好みのレザー製エコバッグを。

どこから見ても紙袋にしか見えない、その名も「紙袋のような革袋」。素材には国産のタンニン鞣しの豚革を採用し、エイジングも楽しめる。各種サイズがあるので、興味のある方はウェブサイトをチェック。サイズ:幅415㎜×高さ345㎜(ハンドル部を除く)×奥行120㎜。7480円(アスタリスク TEL03-6313-4383 http://kawarikomono.com/)

これ、どっから見ても紙袋にしか見えないが、れっきとしたレザー製。そんな洒落っ気が、なんとも粋でしょ? 実はこの革、タンニン鞣しの豚革なのだ。豚革というと、毛穴が結構目立ち、革自体が小さいので、革ジャンに使われることはあまりないが、このバッグにはぴったりな素材。薄くて軽くて、タンニン鞣しのタンカラーが、なんとも紙袋っぽい。もちろん、使い込むほどに飴色に変化するので、エイジングファンも納得の出来栄えなのだ。

もちろん俺も、牛革や馬革、分厚い帆布製のゴリゴリのトートをすでに何個か持ってはいるが、さすがに、それを持ってスーパーに行く気にはなれない。“頑張ってる感”が出ちゃうので、輸入モノの食材や高級リカーを買うならいいが、長ネギや納豆を入れるには忍びない。その点、このアスタリスクのバッグなら、見た目が紙袋なので、そんな心配は無用。商店街で漬物やお惣菜を買っても、全く違和感がない。

この革袋、実に様々なサイズがあるので、用途に合わせて揃えるのもアリ。価格が安いのも嬉しいポイントだ。ちなみにこのアスタリスクの工房兼ショップは、ライトニング編集部のある東京・用賀から歩いて10分ほどの距離にあることが判明。これから、ちょいちょい覗いてみようかな。

手に持つとこんな感じ。エコバッグとして はちょうどいいサイズ。もちろん、普段 使いのトートとしてもおすすめだ
開口部にはスナップボタンが付けられているので、たくさんモノを入れても安心。ハンドル部分は牛革を使用している
こうして折り畳むと、本当に紙袋にしか見えない。いい意味で“革っぽさ” がなく、 女性にもぴったりのデザイン

【問い合わせ】
アスタリスク
TEL03-6313-4383
http://kawarikomono.com/

(出典/「Lightning 2020年8月号 Vol.316」)

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モヒカン小川
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モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
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