そんな男のためのシルバーアクセサリー、アメリカンジュエリーにはどんなものがあるのだろうか。作り手の熱意が込められた、30代、40代の大人メンズが身につけてこそ魅力が増すアメリカンジュエリーの王道ブランドを5つ紹介する。そして昨今注目を集めている「オールドティファニー」と「カレッジリング」についても取り上げるので要チェックだ。
1.FIRST ARROW’s(ファーストアローズ)|1996年創業の原宿発シルバーアクセサリーブランド。
創業は1996年。今や全国区となったファーストアローズだが、未だに代表・伊藤一也氏はじめ、数名の職人が全アイテムを手作業で生み出している。 時代は変われど、変わることなきクラフトマンシップを守り続ける男たちの技術の粋がここにある。
人気の定番ネックレス・ブレスレット(バングル)・リングを紹介!
幅広い世代から支持を集める「ファーストアローズ」の原点ともいえる、レギュラーアイテムからまずはネックレスを紹介。
シルバーの楽しみのひとつに、複数のアイテムを組み合わせて自分だけのオリジナルを楽しめることがある。ファーストアローズ作品は完成度が高いため単体でも十分楽しめるが、組み合わせることで足し算ではなく掛け算的に魅力が増していく。すでにお手持ちのある方にも新たな楽しみ方としておすすめだ。
人気のバングルシリーズは完成度の高さから型に流し込んで作る鋳造と思う人もいるが、一部を除き大半のモデルは1枚の銀の板を切って、叩いて、削って、ロウ付けしてと少数精鋭の職人によって作り上げられている。太さやデザインによって雰囲気も異なるので自分に似合う1本を見つけていただきたい。ちなみにファーストアローズではすべての作品に「永久保証」が付く。まさに一生モノと呼ぶに相応しい。
ファーストアローズの特徴として細部に至るまで作り込む高い技術力に加えて、ネイティブ系をベースとしながら柔軟な発想を取り入れることで、従来の“ゴツくてハード” なイメージとは裏腹に “繊細でエレガント” な作風が挙げられる。その繊細な魅力を存分に味わえるのが、小ぶりながら身につける人に大人の魅力をプラスしてくれるリングだろう。
【DATA】
FIRST ARROW’S HARAJUKU
東京都渋谷区神宮前4-31-4-2F
TEL 03-3479-8818
営業/12:00~20:00
http://www.first-arrows.com
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2.ARIZONA FREEDOM(アリゾナフリーダム)|数々の作品は芸能人や著名人からも支持されるパイオニア。
ネイティブアメリカンに古くから伝わる精神やシンボルをジュエリーに落とし込むアリゾナフリーダム。1989年の創業以来、日本のシルバー界を牽引し続け、数々の銘品を生み出してきた。たゆまぬクラフトマンシップによって生まれるプロダクツは、カジュアルに身につけられるジュエリーながら、素材選びからディテールまで、まるで芸術作品のような存在感を放つ。
コンビネーションでコーディネイトのメインにしても、ファッションアクセントとしてチョイスしても、その存在感は身につける者のスタイルをひとつ上のステージへと導いてくれる。日本のシルバーアクセサリーを語るに外せない存在だ。
人気の定番ネックレス・ブレスレット(バングル)・リングを紹介!
日本におけるシルバーアクセサリーのパイオニアの、定番であるモチーフを使った、人気のアイテムを紹介していこう。
シルバーアクセサリーの中でも定番アイテムとして支持を集めているバングル。着用感も大きく、ペンダントやリングとともに複数着用するシルバーコーディネイトにおいて中心となる存在。唐草、太陽神、太陽放射、フェザー、天然石などデザインも豊富であるため、自分だけのお気に入りの1本を見つけるのも楽しいひとときだ。
アリゾナフリーダムを象徴するモチーフでもあり、代表作でもあるフェザーのリング。重厚感がありつつも、軽やかな陰影が美しい。シルバーとゴールドのコントラストもまた印象的な逸品だ。
さりげなくアクセサリーを楽しみたい人におすすめなネックレス。小さなイーグルとのコンビネーションは女子ウケもよさそう。
【DATA】
ARIZONA FREEDOM HARAJUKU
東京都渋谷区神宮前6-16-6 高部ビル1F
TEL 03-3486-2996
営業/12:00~20:00
休み/木曜、第二・第三水曜
https://www.arizonafreedom.com
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3.LFC(ロウリー・ファミリー・コレクション)|ターコイズ×シルバーアクセサリーといえば!
ターコイズの世界的コレクタージョー・ダン・ロウリー氏自らが厳選した石を使用し、一流のアーティストが作品へと昇華。しかもビズビー、ターコイズマウンテン、ナンバー8、キングマンなど、加工品ではない100%天然のターコイズで、どれも希少価値が高いものを使用。さらにアメリカでも知られる人気ジュエリーアーティストたちがターコイズの魅力をより引き出している。
「LFC」が題材とするモチーフには、ネイティブアメリカンの伝統と歴史に関わるものが多い。そしてなんといってもターコイズこそ、「LFC」の象徴だろう。貴重なターコイズを手に入れるなら、「LFC」をチェックしてみるといいだろう。
「LFC」のネックレス&ブレスレット(バングル)&リングを紹介!
ターコイズ界の権威自らセレクトしたターコイズを使ったジュエリーは、ネイティブアメリカンの伝統を感じされる細工と石の持つ様々な表情が見事にマッチしている。
一見、ホピ族が得意とするインレイワークだが、製作を手掛けたのはナバホ族のアーティスト。あえてスタンプワークは使わず、厚みのあるクロスに仕上げているのが好印象。
モレンシーらしい青味とマトリックスのバランスが絶妙な石を、ワイヤーを組み合わせたオーセンティックなバングルにセット。シンプルなスタンプワークもバランスがいい。
スカイブルーのトーンで合わせた3 つのターコイズをセットしたデザイン。両サイドに付いたシェルは裏から打ち出すのではなく、ロウ付けでより立体的に仕上げている。
ファンの多いターコイズマウンテンをセットしたリングは、石のボリューム感を活かしたワイヤーとタマの使い方が絶妙。ボディとなるリングは細身なので、指に馴染みやすい。
【DATA】
LFC SHOWROOM SANQ-ROSA
東京都渋谷区猿楽町23-3 鳥居ビル201
TEL 0120-976-394(代表)
営業/12:00~19:00
休み/不定休
http://www.lfc-japan.jp
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