クルマの起源を辿れば馬車に行く着くわけで、そもそもそんなモノに屋根は付いていなかった。それが幌馬車になって、クルマが生まれ、そんなクルマの黎明期にも屋根のないモデルは普通に存在。つまりはいつの時代も人は風を感じていたかったわけだ。
夏といえば、オープンカーが気になる(多少強引だが)わけだが、いささか日本で所有することはハードルが高いと思われがち。でもそんな先入観は捨てたくなるのがカリフォルニアのビーチサイド。百花繚乱のオープンカー天国である。カリフォルニアで見つけたオープンカーたちを厳選して一挙公開!
- 1 1.MINI ミニ
- 2 2.CHRYSLER LEBARON CONVERTIBLE クライスラー・ルバロン・コンバーチブル
- 3 3.International Scout インターナショナル・スカウト
- 4 4. Ford MUSTANG フォード・マスタング
- 5 5.Ford THUNDERBIRD フォード・サンダーバード
- 6 6.Mercedes-AMG GT メルセデスAMG GT
- 7 7.Chevrolet Corvette シボレー・コルベット
- 8 8.Jaguar F Type CONVERTIBLE SVR ジャガー・Fタイプ・コンバーチブルSVR
- 9 9.SAAB CONVERTIBLE サーブ・コンバーチブル
- 10 10.Rolls-Royce Dawn ロールスロイス・ドーン
- 11 11.CHEVROLET CAMARO CONVERTIBLE シボレー・カマロ・コンバーチブル
- 12 12. FORD BRONCO(フォード・ブロンコ[アーリーブロンコ])
1.MINI ミニ
ロサンジェルスで女子ウケ最高のモデルとして、ニュービートルと並んで不動の地位の現行ミニ。ただし、日本とは違ってこっちではコンバーチブルで明るいボディカラーが人気だ。
2.CHRYSLER LEBARON CONVERTIBLE クライスラー・ルバロン・コンバーチブル
カスタムカーではなく、これで純正。クライスラー・ルバロン・コンバーチブルはクーペにしてサイドにウッドパネルを貼ったモデル 「タウン&カントリー」も存在した。まさに’80年代の文化遺産と言えるだろう。
3.International Scout インターナショナル・スカウト
インターナショナル・スカウトは、アーリーブロンコと同様、ジープの対抗馬として生まれたので当然フルオープンモデルも存在。西海岸では根強い人気を誇る。
4. Ford MUSTANG フォード・マスタング
オープンカーといえばフォード・マスタング抜きには語れない。走りのクーペもいいけど、ビーチサイドはコンバーチブルがやはり気分。ボディカラーも完璧だ。
5.Ford THUNDERBIRD フォード・サンダーバード
誕生からロードスター(4座のコンバーチブルが存在した世代もある)というスタイルで高級スポーツカー路線だったフォード・サンダーバード。これは最終世代。
6.Mercedes-AMG GT メルセデスAMG GT
AMG GTはクローズドモデルもあるけどロードスターをチョイスしたからには屋根は開けないわけがない。海沿いではこれが正しい乗り方。風が気持ちいい。
7.Chevrolet Corvette シボレー・コルベット
7世代目となる現行シボレー・コルベットはクーペモデルも、ルーフが外せるいわゆるタルガトップになっている。このスタイルは昔からアメリカ車に存在していた。
8.Jaguar F Type CONVERTIBLE SVR ジャガー・Fタイプ・コンバーチブルSVR
ジャガー・Fタイプ・コンバーチブルSVRは現行ジャガーのホットモデル。フロントノーズの左右に伸びるストライプがアメリカ的なデザイン。顔はなかなかイカつい。
9.SAAB CONVERTIBLE サーブ・コンバーチブル
日本のアラフォー男子は懐かしさを感じるサーブ・コンバーチブル。かつてはちょいと裕福でおしゃれなヤング (死語)が日本でも乗っていたデートカーである。
10.Rolls-Royce Dawn ロールスロイス・ドーン
泣く子も黙るか試したことはないが、ロールスロイスの四座のオープンモデルになるドーン。ドーンとしているからではなく、Dawn (夜明け)って意味ね。何はともあれ威風堂々のオープンカー。
11.CHEVROLET CAMARO CONVERTIBLE シボレー・カマロ・コンバーチブル
しっかりとレストアされて甦った1968年式シボレー・カマロ・コンバーチブルの雄姿。オープンモデルにはこんな大人っぽいボディカラーがよく似合う。センス良し。
12. FORD BRONCO(フォード・ブロンコ[アーリーブロンコ])
年式は旧いが、しっかりとレストア&カスタムされたフォードのアーリーブロンコ。一見フルオープンだけど、ルーフ上部だけに幌をセットする。
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カリフォルニアのオープンカーコレクション、いかがだっただろうか。カリフォルニア気分を日本でも味わうために、次に買うクルマはオープンカーを選択肢に入れてもいいかもね。
(出典:『Lightning2018年7月Vol.291』)