穴が開いても穿き続けたい! リペアデニム着こなし術。

ジーンズの一番の魅力といえば色落ち。自分のライフスタイルが投影されるエイジングは、穿き込む程に身体の一部になっていく。最近では、穴が開いたジーンズもリペアしながらずっと穿き続ける人も増え、もはやスタイルのひとつでもあり、ジーンズへの愛情表現のひとつでもある。そんなリペアデニムを愛する3名をご紹介しよう。

1.色落ちしたデニムには淡いトップスで着こなす【藤木将己さん(ウエアハウス プレス)】

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破れてはリペアを繰り返しているため、まるでヴィンテージのリペアデニムのような雰囲気に。バックポケットにも自然なほつれがあり、絵になっている

なんと20年も愛用しているウエアハウスの1001XXで登場した藤木さん。リジッドから穿き込んだもので、ダメージ部分をリペアしながら育て上げた。濃淡を残しながらも、色落ちした淡青のデニムには、濃色よりもベージュやホワイトといった薄めの色が似合う。藤木さんはカシミアのカーディガンでほどよく’90sのグランジ感を演出。

2.ネイビーのワントーンでルーズに見せない着こなし【藤原 裕さん(ベルベルジン ディレクター)】

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ダメージ箇所によってあて布を替えているので、よりリペア感が強調されている。濃淡が出るXXもいいが、この淡い風合いとなるのが501Eの醍醐味

ベルベルジンのディレクターだけでなく、ヴィンテージデニムアドバイザーとしても活躍する藤原さん。ダメージデニムをリクエストしたところ、穿いてきてくれたのはリーバイス501E。ダメージデニムは一歩間違えるとルーズに見えるので、トップスのバランスが重要。この日は自身がファインダーズ キーパーズとコラボしたファーストタイプのレザージャケットで大人っぽくコーディネート。

3.大人なストリートを体現したデニムスタイル【小林 学さん(スロウガン デザイナー)】

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ダメージ部分はレザーを使い、自身の理想のエイジングを体現した。足元はナイキをセレクトし、春っぽい軽やかさを演出

ユーズドのデニムにクラッシュ加工を施したスロウガンのデニムを着用。膝に別生地でリメイクした小林さんだけのカスタムモデルだ。トップにはフランスのヴィンテージをモチーフにしながらも、名作スニーカーのアスファルト柄を落とし込んだスロウガンの新作で、大人なストリートスタイルを演出。ザックリとした大きめのサイジングや足元のスニーカーも注目。

 

リジッドを穿き込んで自分で直したジーンズから、古着をリメイクした一本まで、三者三様、それぞれにこだわりがあって、それぞれにオリジナリティあふれた魅力がある。まさにジーンズの愛情のカタチは、クラッシュ&リペアデニムに現れているのだ。今回登場した洒落者たちのコーディネイトを参考に、この春は自分だけの着こなしを楽しんでみては?

(出典/「Lightning 2017年5月号 Vol.277」)

この記事を書いた人
ラーメン小池
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ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
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