※現在は山中湖に場所を移して営業中。
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エルコリーナの宿泊できるトレーラーハウス。
2016年8月にオープンした「エルコリーナ」は、2017年8月31日までの期間限定のグランピング体験施設だ(2019年より山中湖に場所を移して営業中)。設置されているエアストリームをはじめとしたトラベルトレーラーやグランピングテントには実際に宿泊することができるという、高速道路上としては初の試みとして話題の施設なのだ。
まずエルコリーナの敷地に入ると、1961年式24フィートのエアストリームが出迎えてくれる。ここは事務所になっていて、宿泊者はここで手続きを行う。事務所といってもフルレストアされ、’70年代を思わせる内装になっている。
宿泊できるトレーラーはエアストリームがサーファーのライフスタイルに合うようなもの、ビッグサイズのトラベルトレーラーはゴージャスで大人な空間、コテージ風のトレーラーハウスはシンプルでエコな暮らし、といったそれぞれ異なるコンセプトのもとで空間作りをしている。
このエルコリーナはあくまで体験施設なので、水道やガスが使えないなど実際のキャンプとは異なる部分があるが、トラベルトレーラーの楽しみ方や、雰囲気を味わえ、何よりこうしたカルチャーがあることを多くの人に訴求するという役割を果たしている。※山中湖に移った現在は水道やガスなど使用可能。
それでは、それぞれのトレーラーの中を見ていこう!
サーファー向けにカスタムしたビーチスタイル。AIRSTREAM“BEACH”
1974年式のヴィンテージエアストリームをフルカスタム。サーファーがビッグウェーブを求めて旅する時のベースキャンプとして使っていそうな雰囲気の内装になっている。就寝スペースはシングル2段ベッドと、エンド部分に備えられたソファとテーブルを組み合わせることで、ダブルベッドにもすることができる。
27フィートのロングボディの一画にはサーフィンをしてそのまま入れるような、広いシャワールームが設けられている(現状はディスプレイ)。1台貸し4名までで、1泊3万円。土日祝、繁忙期は3万8000円。車体の販売参考価格は800万円 ※金額は取材当時のもの
豪華なソファが並ぶラグジュアリーな別荘トレーラー。TRAVEL TRAILER “KAKUREGA”
少しセレブなキャンプを味わいたいなら、こちらのトレーラーがオススメ。ヨーロッパ調のインテリアを使ったゴージャスな室内と、広々としたリビングで開放感のある大人の居住空間になっている。
ベースとなっているのはアメリカ製のトラベルトレーラーで、日本でもけん引して走れる仕様。宿泊する際、リビングが電動で広がるタイプの「トランスフォーミングトレーラー」だ。宿泊は2~4名で1泊3万円。土日祝、繁忙期は3万8000円。車体の販売参考価格は600万円。※金額は取材当時のもの
タイヤは付いているけれど、もはや“家”。TINY HOUSE “SOPHIA”
タイヤが付いていることを除いては、もはや家にしか見えないトレーラーハウス。外壁に高級天然木であるウエスタンレッドシダーを使うなど、本格的な建築材料で建てた家を汎用のトレーラーシャシーに組み付けている。内装はいたってシンプルで、木のぬくもりと香りを感じられる空間になっている。定員は4名までで、宿泊料は1泊3万円。土日祝、繁忙期は3万8000円。車体の販売参考価格は800万円となっている。※金額は取材当時のもの
ちなみにこちらに設置されているトレーラーは購入することも可能だ。気になっている人はぜひとも泊まって、特別な時間と空間を楽しんで、愛車選びの参考にしてほしい。
【問い合わせ】
エルコリーナ http://el-colina.jp/
トレーラービレッジ https://t-village.co.jp/
▼エアストリームの購入を考えている方はこちら!
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