「デウス エクス マキナ」がカスタムしたあの名車「VTR250」がいろいろ面白い。

  • 2021.10.24  2017.06.14

「デウス エクス マキナ」が手掛けた新たな車両が面白い。現代的なフラットトラックレーサーのエッセンスを取り入れたスタイルだが、まったく新たなカタチを提案しているのが面白い。ベースはホンダのネイキッドバイクであるVTR250。

通常ではストリートのカスタムベースとしてはあまり使われない車両をチョイスするビルダーのセンスもまた面白い。ビルダーは「デウス エクス マキナ」原宿店のカスタムバイクを一手に担うマシュー・ロバーツ。彼自身日ごろからオフロードやダートトラックに興じているため、今回のカスタムにはより力が入ったという。

Honda VTR250 “SOUTH PAW” by Deus Ex Machina

FRPで製作した外装は、水平なトップラインを持つ美しいシルエットが特徴的。トラスフレームが持つ現代的な印象と、’70年代のレースシーンを感じさせるカラーリングという、新旧の要素を有するスタイルがデウス エクス マキナらしい印象に。価格は185万円(オーダーに関してはメールにてお問い合わせを。residence@jp.deuscustoms.com)

「ベース車両はVTR400とも迷ったんだ。でもダート性能や街乗りなどのフレキシブルさを考えてVTR250に決めたんだよ」

驚くことに、ここまでモディファイが施されているが、リアのサブフレームを取り外しただけで、一切チョップしていない。そんな扱いやすさもベース車両に選んだ理由のひとつだという。カラーリングは、「デウス エクス マキナ」の今年の春夏コレクションからインスパイアされたという色を’70年代レーサー風にペイント。フレームはウォームグレーを使い、温かみのある雰囲気に仕上げている。現代的なスタイリングにクラシカルな外装を纏ったVTR250は、必見だ。

マシュー・ロバーツ氏。今回の車両はもちろんデウス エクス マキナ原宿店のカスタムバイクを一手に担うディレクター。大柄な体格ながらも繊細な仕事に定評あり。気さくな人柄なのでショップで見かけたらぜひ声を掛けてみてはいかが?

いろいろ面白い「VTR250」のディテールをチェック!

ゼッケンプレートの下部にはLEDヘッドライトを埋め込む。存在感を薄くすることでレーシーな顔つきを生み出している
ローターはブレーキング320mm、キャリパーはブレンボで制動力を強化。タイヤはメッツラーのSPORTEC M7 RR
トラッカーらしい印象を決定づけるワイドなハンドルバー。極力シンプルなハンドルまわりはお約束のカスタムスタイル
エキパイは短く、サイレンサーも太くコンパクトにデザインすることで、ストリート感のある雰囲気に仕上げた
アルカンターラ生地を使ったシートを外すと給油口が現れる。ガソリンタンクはエンジン上からシート下に移設している
テールランプはシートカウルの下にレイアウト。ナンバープレートもこの部分に設置する予定なのだとか
本来のデザインを活かしながら、バックステップからミドル位置に変更している。言われなければ気づかない職人技だ

【問い合わせ】
DEUS EX MACHINA HARAJUKU
TEL03-5413-3949
http://deuscustoms.com/

(出典/「Lightning 2017年6月号 Vol.278」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部