「ザ・リアルマッコイズ」辻本仁史さんが“夢だった”と語る、PROBATの焙煎機。

  • 2023.05.22

生業であるクロージング以外にも、カメラや釣り、サーフィンなどの幅広い趣味をもち、そのどれをとっても一線級の知識をもつザ・リアルマッコイズ最高執行責任者、辻本仁史氏。多趣味を極めた辻本氏に「夢だった」とまで言わしめたのが、焙煎機のオールドPROBATだ。

「美味しい」や「格好良い」、直感的な感覚を大切に選んだ焙煎機。

コンクリート壁に囲まれた無機質な空間の中に鎮座する巨大な機械。これこそ辻本氏が「手に入れるのが夢だった」と言うほど希少な焙煎機だ。メーカーの名はPROBAT。1868年に創業した世界で初の焙煎機を発明したドイツの老舗で、いまでも世界中の焙煎士の憧れの的だ。

現行のモデルも発売しているPROBATだが、1960年代以前かつ鋳物を使用している機械がオールドPROBATと分類される

「若い頃からコーヒーが好きで、自分で焙煎もしていました。コーヒーというのは奥が深く、豆の種類や品質、そしてその焙煎方法、もっと言うと淹れ方でも全く味が異なります。要は何が正しいか、答えが無いんです。自分の中でどこかを安定させないと改善も出来ない。この焙煎機は、自分の選んだ豆の良し悪しの答え合わせが出来る、そんな機械だと思います」

と辻本氏は語る。モノ自体のバックボーンも大事だが、ヴィンテージから最新のプロダクトまでを自身で比較したうえで感じる「美味しい」や「格好良い」という直感的な感覚を、全てにおいて大切にしているという辻本氏が選んだオールドPROBAT。実際にこの焙煎機で焙煎されたコーヒーを頂いてみると、どの喫茶店で提供されるコーヒーよりも美味しいと、心から思った。

自分が選んだ豆の答え合わせが出来る焙煎機。1968s PROBAT UG-22 Made in Germany

「昔のドイツのモノ作りは優れていて、鉄の加工は得意中の得意。二重ドラムになっていて焙煎のムラが一切起こらず、苦みも甘みもある香り高いコーヒーの焙煎が可能です。昔の人たちが飲んでいたコーヒーを作ってきた機械。ノスタルジックな佇まいも魅力的ですよね」

(出典/「CLUTCH2023年6月号 Vol.91」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部