THE REAL McCOY’Sによって、史実をふまえて再構築されるフライトジャケットの銘品たち。

ヴィンテージに存在し、アメリカの服飾史にその存在を確固たるものとしているプロダクツに敬意を表し、現代のモノ作りでそれを再現するTHE REAL McCOY’S。今手に入れることができる最高の素材と、日本人の職人たちによる技術を融合させることによって、ヴィンテージをも圧倒する世界観を構築している。そのなかでも、ブランド独自の視点によって生まれるプロダクツも見逃せない。ヴィンテージの縫製仕様やパーツなどはそのままに、当時のスタイルを踏襲しながらアップデートされたプロダクツをここに紹介する。

日本の伝統技術で生まれた艶やかなホースハイド。|TYPE A-2/KAKISHIBU DYE

SIZE: 36,38,40,42,44  COLOR:BROWN PRICE:¥352,000_

熟練の職人が一点一点手作業でタンニン鞣しの馬革に柿渋を摺り込む。バレンを使って色を塗り重ねることで、深みのある色合いが完成。仕上げに漆をコーティングすることで上品な艶が生まれる。

本来A-2のライナーはコットン製がほとんどだったが、これはゴールドのレーヨンサテンを採用することで、高級感のある仕様になっている
フロントファスナーはTALONのベル型、ニッケルメッキを採用。パーツに装飾が施されるクラシカルなスタイルは1940年代に見られた仕様
染色職人が手作業で染め上げるている柿渋なだけに、このモデルだけはスペシャルな織りネームが追加されるのも他のモデルとは違う部分だ
リブはヴィンテージに忠実なダークブラウンのウール製。光沢感のある柿渋のホースハイドとは対照的で、着たときのアクセントにもなる

パターンを徹底的に煮詰めたオリジナルシルエット。|TYPE A-2/REAL McCOY MFG. CO. [MODEL 220]

SIZE: 36,38,40,42,44,46  COLOR:SEAL BROWN PRICE:¥220,000_

THE REAL McCOY’S定番モデルのA-2が刷新。昨シーズンに比べ肩幅や身幅に、ややゆとりを持たせた美しいシルエットが完成した。徹底的にパターンを見直し、さらなる進化を遂げている。

フロントポケットにはMODEL 220 のタグが。今回のアップデートで脇下にゆとりができ、インナーを中に着やすいシルエットになった
フロントファスナーは装飾が施されたTALON製。まだファスナーが生まれたばかりの時代を思わせるクラシカルなスタイルを踏襲している
ライナーはヴィンテージ同様、ブラウンのコットンブロード。A-2はライトゾーン用フライトジャケットとして、20万着以上が供給された
ブラウンのウールリブは当時のヴィンテージを徹底的に研究し、同じように編み上げる。縫製は本社工場の職人たちによって手作業で丁寧に製作されている

【DATA】
The REAL McCOY’S TOKYO
Tel.03-6427-4300
https://therealmccoys.jp https://therealmccoys.com

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「CLUTCH2022年10月号 Vol.87」)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...

金子ノブアキが着る【REDKAP × FREAK’S STORE】

  • 2026.10.21

長い歴史を持つワークウエアブランド〈レッドキャップ〉と〈フリークス ストア〉のコラボアイテムを金子ノブアキが今の感覚で着こなす。年齢を重ねたからこそ楽しめる服のこと、ブランドが持つ哲学のこと、そしてこれから大切にしていきたいこと。45歳を迎えた金子さんに、ファッションと生き方について話を聞いた。 タ...

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

Pick Up おすすめ記事

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...

HISTORY OF B.V.D. 着心地を追求した150年

  • 2026.10.20

1876年、ニューヨークで誕生したB.V.D.。風を通すゆったりとした肌着から、水着、街や休日を彩るシャツまで。その歩みを貫くのは、日々を心地よく過ごすための工夫だ。時代ごとの広告や製品を手がかりに、着心地を追求してきた150年をたどる。 HISTORY OF B.V.D. 1876年 ニューヨーク...

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...