【業界人の愛用品】クラシックで上品なデザインが好み。|ORGUEIL/西嶋秀浩さん

  • 2022.08.10
本誌が推す業界人の愛用品を紹介。その理由やセレクトの基準から、最近ハマっているものも聞いた。クラシカルなデザインに定評のあるORUGUEILのディレクターである西嶋さんは、こんなアイテムを愛用していた。

大量生産になる以前の丁寧なものづくり。

大量生産となる以前、ウエアがまだ、仕立て屋によって作られ、ドレスともワークとも言い切れないクラシカルなデザインの時代をブランドの背景とするORGUEILのディレクター
1900年代初頭をブランド背景とするORUGUEILのディレクターを務める西嶋さん。自身がデザインを手掛けるプロダクツ同様、クラシカルで趣のある愛用品ばかり。それはヴィンテージへのリスペクトの象徴であり、彼のライフスタイルの一部となっていることを感じさせてくれる。
「大量生産のチープなカッコ良さも理解できるのですが、やはり戦前に作られたヨーロッパの流れを汲んだクラシックなアメリカのデザインや、ひと目で丁寧に作られたものであると分かるアイテムが好きですね。もちろん旧い素材ならではの良さもあります。ただ長く着られるアイテムは、昔ながらに愛されてきた定番的なデザインなのだと思います」

「ORGUEIL」西嶋秀浩さんの愛用品。

1.COAT / 1930s French Work

ナチュラルカラーのコートは1930年代のフレンチワークもの。「フレンチリネンらしい生地のネップの風合いが好き。カットソーの上から軽く羽織るのに適しています」

2.BAG/ORGUEIL

1950年代のヴィンテージのマネーバッグをベースに8年ほど前に作ったもの。「レザーもキャンバスもとても肉厚なんですけど、キャンバスが破けるほどヘビーユースしています」

3.WATCH/GUINAND

ドイツの時計メーカーで知られるSinnのデザイナー、ヘルムート・ジンが趣味で製作していた希少な時計。「13年ほど前、結婚記念として妻からプレゼントされました」

4.PANTS/ORGUEIL

ブランド設立、10周年となるORGUEIL の周年記念モデル。「アニバーサリーパッチがつけられていますが、ブランド設立時に1920~1930年代を時代背景に作ったデニムを再考しました」

5.JACKET/1930s Montgomery Ward

マテリアルにポニーを使用したヴィンテージのスポーツジャケット。「ストアブランドなので、よく見ると作りもディテールもテキトーなんですけど、アメリカンヴィンテージっぽくて好きですね」

最近買ったもの、ハマっているもの

1939年のサンフランシスコ万博の際にLEVI’Sが作ったジャケット。1度、リプロダクツされたこともあるという歴史的価値のある希少な逸品は知人から譲ってもらったもの。

(出典/「CLUTCH2022年8月号 Vol.86」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部