編集部の最年少と最年長コンビでやってます


誌面の編集業務に加え、「断然革靴派」チャンネルの企画・運営を担当。おすぎ村は同チャンネルの好例企画「革靴談義」シリーズで司会を務める。動画は未知の領域のため、歳の差約20歳のふたりで試行錯誤の日々が続く。
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おすぎ村:記念すべき第1回目は坂田さんだったね。坂田さんにお願いして大正解だったわ。
みなみ 188:息ぴったりでしたもんね! 長い付き合いって感じがしました。この「革靴談義」はゲストに自身の革靴を10足持ってきてもらって、おすぎ村さんが根掘り葉掘り聞いていく、というトーク企画。坂田さんはさすがのラインナップでしたね。
おすぎ村:そうだね。オールデンがあってウエストンがあって、レッドウィングあって。1時間半くらい話していたけどあっという間だったな〜。
みなみ 188:聞いている方もあっという間というか、全然聞いていられました(笑)。
おすぎ村:えらい上から目線だな(笑)。でもこの1回目で手応えを感じて、「これは面白い!」ってチームの方向性が決まった感じがしたよね。チームっていっても俺らとカメラマンを入れた3人だけだけど(笑)。
膨大なコレクションから厳選! Beams安武さんが選ぶ幅広いスタイルに合う万能革靴3選
おすぎ村:安武さんとは意外にも初対面だったけど、めっちゃ話し込んじゃった。革靴には人と人の心を通わせる力があるんだろうな〜。
みなみ 188: それ、大変態ですよ(笑)。実はこの回の収録前日に安武さんの革靴10足をスーツケースで預かったのですが、その時に安武さんから「このスーツケースの中身を全部売ったら中古車1台は買えるかも」って言われて(笑)。絶対に失くしたらいけないと恐怖で震えて収録当日を迎えました(笑)。
おすぎ村:安武さんもだし、坂田さんもだと思うけど、洋服を生業にしている人たちはとにかくファッションにお金をかけるよね。まさに“三度の飯より服が好き”ってやつ。そこに洋服屋の生き様を感じるよね。
みなみ 188:マジでかっこいいですよね〜。安武さんの回はいまも本チャンネルのなかで再生回数トップ。この回を超えられるように企画を考えないと!
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おすぎ村:この回は初めての試みとして、動画の中で黒野さんのスタイリングを織り交ぜながらやってみたんだけど、めっちゃよかったよね。
みなみ 188:わかりやすかったですよね。1足につきコーディネイトが複数あって、見応え十分でした!
おすぎ村:安武さんはジャコメッティのシングルモンク、黒野さんはデルモナコのパンプスを紹介していて、俺は華奢な靴がすごく気になったんだよね。
みなみ 188:収録の合間に黒野さんのパンプスを履かせてもらってましたもんね(笑)。最近はファッション業界の方でも太めのパンツに華奢な革靴を合わせている方を多く見る気がしますし、なんとなく皆さんの気分としてそういう流れがあるんですかね?
おすぎ村:そうかもね。このチャンネルを見れば、そういった革靴業界の“流行り”がわかりますよ!
みなみ 188:チャンネル登録お願いします(笑)!
TOMORROWLANDバイヤー川辺さんが解説!【革靴の新境地】変化球革靴が意外と合わせやすい?
おすぎ村:この回のエンディングは伝説かもしれない。そのくらい川辺さんが良いことを言ってた。
みなみ 188:僕もあの話を聞いてファッション感が変わりました。モノに対してこういう向き合い方があるんだ! って驚きましたね。
おすぎ村:ボルドーのサイドゴアブーツとか、コンビシューズも多かったし、川辺さんは独特だったよね〜。
みなみ 188:おすぎ村さん、途中から川辺さんのことを変態呼ばわりしてましたからね(笑)!
おすぎ村:敬意を込めてだよ(笑)。それくらい彼のファッションにかける想いに熱いものを感じた。
みなみ 188:僕はこの収録の影響を受けて、古靴でコールハーンのヌバックのローファーを買いました。川辺さんを見ていると変化球靴がほしくなっちゃって。
おすぎ村:わかるよ。革靴好きと話していると物欲が刺激されてついつい買っちゃうんだよな〜。
様々な企画を絶賛進行中! 乞うご期待!
おすぎ村:今後の話もしようか。この「革靴談義」を中心に、ほかにもいろいろ企画も進めてるんだよね。
みなみ 188:そうですね! いま進行中なのが「革靴の基礎知識」。「ストレートチップとはなんぞや」みたいな革靴にまつわる基礎知識を学ぶことができる永久保存版の企画ですね。あとは革靴のメインテナンス。自宅でできる靴磨きをプロの靴磨き職人に教わりました!
おすぎ村:ほかにもブランド紹介や名作紹介もやっていきたいし、昨年末にやった買い物企画もまたやってもいいかもね。
みなみ 188:そうですね! 気になっている革靴店も何個かあります!
おすぎ村:やりたい企画が多々あって追いついていないけど、今後はもっと更新頻度を上げよう。自分たちの戒めのためにもここで言っておく(笑)。
みなみ 188:そうですね。早速次の撮影のスケジュールを決めましょう!
(出典/「2nd 2025年5月号 Vol.211」)
Text/2nd Magazine
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