1.ひとつは持っていたい王道の中の王道を行く別注紺ブレ|GAMBERT × SEPTIS
アメトラ&アイビーの手本を示す名店「セプティズ」が、ニュージャージー州で1933年に創業した老舗工場のファクトリーブランド「ギャンバート」に別注。アイビースタイルの鉄板たる紺ブレが、タスマニアブレンドのウールを採用した段返り3つボタンに、パッチ&フラップポケット、背面はフックベントという王道ディテールで仕立てられている。3万9600円(セプティズ03-5481-8651 https://septis.co.jp)
2.武骨なワークウエアそれでいてクリーンにも着られる万能戦士|KLASICA
岡山県にある縫製工場のバックヤードから発掘したデッドストックのダンガリー生地を使用。巻縫を用いたオーソドックスなワークウエアの縫製を施し、デッドストックのキャストアルミボタンをランダムに配置。バリっとしたハードな生地感ながら爽やかなブルーなのでクリーンに着こなせる。ジャケット5万4780円、パンツ4万4000円(クラシカ03-3795-2540 www.klasica.jp)
3.同じものはふたつとない独自の世界観を縫い表す|NEPENTHES × OTAKARA NYC
「ネペンテス」がNYを拠点とする刺繍アーティスト鈴木聡氏の「OTAKARA NYC」とコラボ。4月27日から3日間、「ネペンテス東京」にてポップアップが開催され、シャツ他、カバーオールやオリジナルバンダナなどが展開される。4万1800円(ネペンテス03-3400-7227 https://nepenthes.co.jp)
4.歴史的名作の存在感すらも一本の糸から紡ぎ出す|MEIAS
2018年に創業したニットエンジニアによるニットブランド。糸、一本いっぽんに向き合い編み立てられた極上のアイテムは、ニット好きの心を掴んで離さないと高い評価を得る。そんな「メイアス」の今季の注目アイテムがこちら。Leeの名作ウエスターナをメイアス節で再構築した。4万9500円(クログロ03-5843-0535
https://meias.tokyo)
5.伝統的なしきたりから生み出された歩くためのウエア|Caledoor
英国の大衆文化として脈々と受け継がれてきた歩く旅「ランブリング」。カレドアーはこの伝統を掘り下げ、現代の都市生活に馴染む「歩くことを楽しむための道具」を提案する。こちらのセットアップは、スコットランドの森をイメージしたオリジナルのオンブレチェックとスマホや小物を収納できる大ぶりのポケットを特徴とする。シャツ4万6200円、パンツ2万9700円(カレドアーinfo@caledoor.jp https://caledoor.jp)
6.出自はもちろん一流の素材のみを使用した究極のトレシュー|Nigel Cabourn × SUNSPEL
英国を代表する2大ブランドの初コラボが今季ついに実現! オーセンティックなアスレチックウェア7型にプラスこちらの特別な1足もラインナップ。1980年代にロイヤルエアフォースで採用されていたシルバーシャドーをデザインソースに現代的に解釈し、一流の素材のみを採用して仕上げた圧倒的な存在感に目を奪われる。11万円(アウターリミッツ03-5413-6957 https://cabourn.jp)
7.刺繍は「布への入れ墨」独自解釈で洋服に作品を縫い込む|Work of art KENDAI
主に古着などに見られるワッペン、ペイント、染色など洋服に施されるカスタム。普遍的な1着をオンリーワンへと変え、そこには服に対するオーナーの愛情も刻まれている。そんな温かみのある服を古着ではなく、ブランドとして表現するのが「ワークオブアート ケンダイ」。ハンドメイドにこだわった布の彫り師としてアート作品のような世界観を刺繍で表現する。4万9500円(スタンレーインターナショナル03-3760-6088 www.instagram.com/_____work_of_art/)
8.大定番をアレンジしたニュートラッドな傑作ポロ|LACOSTE × SHIPS
「ラコステ」×「シップス」の定番コラボより、従来のカラバリに加えて、今季より新色となるブルーがラインナップ。北米輸出向けのライセンス企業「クリスタル社」が生産していたいわゆる「青ワニ」はそのままに、フレンチとアメリカンどちらにも振れるニュートラッドな仕上がりを見せる。1万8700円(シップス インフォメーションセンター0120-444-099 www.shipsltd.co.jp)
9.重厚なヴィンテージウェアを軽妙な春アウターへとアレンジ|TOWNCRAFT × HIGH! STANDARD
「ハイ!スタンダード」が「タウンクラフト」に別注し、古着市場で高騰する通称ダービージャケットを秋冬に引き続き今季も復刻。アイコニックなカップショルダーのデザインを忠実に再現しつつ、ナイロンコットンウェザーの無双仕立としている。各2万7500円(ハイ!スタンダード03-3464-2109 www.hrm-eshop.com/blog/store/shsd/)
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2024年6月号 Vol.205」)
Photo/Norihito Suzuki Text/Okamoto 546
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