Vague Watch Co. は腕時計の歴史を物語る。

  • 2023.06.16

“アンティークウォッチの雰囲気を手軽に楽しめる腕時計”をコンセプトに誕生したオリジナル時計ブランド「VAGUE WATCH Co. ( ヴァーグウォッチカンパニー )」。アンティークウォッチディーラーとして30年、時計製作に携わって20年の知見を活かしたデザインは、時計史を彩ってきた名作をオマージュしつつ現代に必要な機能性や耐久性を持たせた他にない一本をクリエイトしている。今回はヴァーグウォッチの人気モデルから腕時計の歴史を簡単に遡ってみたい。身に着ける時計にウンチクがあることは素敵なことだ。

Coussin(クッション)

世界初の防水時計が生まれた黎明期を代表する通称クッションケースと呼ばれるデザインを再現。32mmの小ぶりなサイズで収まりもよく、ヴィンテージスタイルに程よいアクセントを加えてくれる。ベルト選びも楽しみたい。左4万2900円、右3万4100円

【腕時計の歴史】1925年 世界初の防水腕時計を発表。

ねじ込み式のリューズと裏蓋を開発することで防水性と防塵性を備える初の腕時計が生まれる。1930年の広告を見ると、その新しい機構に合わせた通称クッションケースと呼ばれる座布団型やオクタゴン型がケースデザインの主流だった。こうして腕時計の進化は一気に加速度を増す。

Vabble(ヴァブル)

完全防水と自動巻きムーブメントの機能性を両立させるため、当時の技術では裏蓋に膨らみを持たせる必要があった。今では通称バブルバックとして、アンティーク好きに愛されるデザインに再現。小ぶりなサイズ感はユニセックスで人気も高い。左4万8400円、右5万9400円

【腕時計の歴史】1930-40年代 “永遠”を意味する 自動巻きムーブメント。

某大手時計会社が360度回転式ローターを持つ自動巻きムーブメントを開発。防水+自動巻きという、現代の高級時計の基礎がここで完成したが、ケース自体の厚みはまだ改善の余地があった。

左:Every-One(エヴリィワン)/右:BLK SUB(ブラックサブ)

Every-One(エヴリィワン)|ブランド初の日本製でより上質に仕上げられたマスターピース。時分秒針は国内大手メーカー製。人気のブラックミラーダイヤルや経年退色したようなブラウンフェードの文字盤も何度もサンプルを作り直し、完成させたこだわり。左6万4900円、右6万1600円

BLK SUB(ブラックサブ)|1970年代に某国海軍の上官に支給されたダイバーズウォッチがモチーフ。ところどころメッキの落ちた本体は職人の手仕事によって一本ずつ加工を施し、まるで長年使い古したような風合いを表現。2万6400円

【腕時計の歴史】1950-60年代 極地での偉業を支えた スポーツモデルの誕生。

防水+自動巻きを実現した腕時計は次に耐久性を求めた。1953年にはエベレスト登頂に成功。同年100mの防水に耐えうる初のダイバーズウォッチが登場した。このように人類の偉業と共に時計も進化を遂げる。

DG2000(ディージー2000)

70年代中盤に登場した初期デジタル時計をオマージュ。ミッドセンチュリーによく見られるコマの繋ぎ目がバネ式になったエクステンションベルトと組み合わせることで、どこかレトロフューチャー感のあるルックスに。2万7500円

Diver’s Son(ダイバーズサン)

ビビッドなイエローや夜光の文字盤、ウレタンベルトに小型コンパスなどのギミックが80〜90年代に流行したダイバーズウォッチを彷彿とさせる。やや小ぶりなボーイズサイズにすることで腕に収まりやすいボリューム感に。各3万800円

【腕時計の歴史】1970-90年代 ステータスから ファッションの時代へ。

70年代以降、機械式時計に比べて圧倒的な精度と生産性を誇ったクオーツ時計は市場に大きな影響を与えた。デジタル時計や奇抜なカラーリングのデザインが増えることで、腕時計は時間を知るだけのものではなくなる。

【問い合わせ】
ヨシダトレードカンパニー
TEL03-5774-9042
https://vague-w.co.jp/

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