アメトラに効くウィールローブの新作ワインハイマーに注目!

  • 2022.12.25

2nd』でもお馴染み、浅草発の革靴ブランド「ウィールローブ」。これまではカジュアルな印象の強いクロムエクセルレザー主流の展開だったが、今季ワインハイマーの革を使ったモデルが仲間入り。

革靴好きが喜ぶ、磨いた分だけ応える革。

「ウィールローブ」工藤 類さん
「リファーレ」松木 聖さん

工藤 新作のワインハイマーは磨くことでより美しさが際立ちます。そこで今回は「リファーレ」の松木さんに実際に磨いてもらおうと思って来ました。よろしくお願いします!

松木 よろしくお願いします。我々もワインハイマーは取り扱いのある革で、美しい穿きジワや、味わい深いエイジングを楽しめる「玄人好みの革」と言った印象です。

 「靴磨き」という目線から見ても、いい革なんですか?

松木 きめ細かなツヤが綺麗に出ます。また、革の強度が高いので磨くことによる革へのダメージも気にしなくて大丈夫です。

工藤 この状況で言うのもなんですが、この靴を履いてもらえるなら、ビカビカにするというよりも「多少ラフに扱ってる」ぐらいに留めておいてほしいんですよね……()

松木 実は僕も同意見ですよ ()。そもそもデザインがややラギッドでカジュアルなので、ポリッシュなど艶を出すための磨きよりも、「通常のお手入れ」 らいラフな磨き方のほうが合っていると思います。逆に言えば、それぐらいの磨きでも美しい艶感が出てくれると思いますね。

工藤 だんだんとツヤがでてきましたね!

松木 磨いていて思いましたが、コシのあるしっとりとした革で、履き心地もよさそうですね。かかと部分もしっかり足を包み込むように曲線を描いた作りになっていて「疲れにくそうだな」とも思いました。

工藤 革と関係ないところまで褒めてもらってありがとうございます()

松木 ハイ! 磨き終わりました。10分もかかってないですかね。それでもこんなに綺麗になりました。

工藤 すごい! ピカピカ! いますぐ履いて帰りたいぐらいです()

TPO問わず大活躍のラバーソール
カジュアルな外羽根&外ハトメ

アメトラ映えするドレス&カジュアルの塩梅。

ブレザー8万2500円/ポロ ラルフ ローレン、ニットベスト2万900円、タイ9900 円/ベントレークラヴァッツ(セプティズTEL03-5481-8651)、B. D.シャツ9900円/ブラックフリース[USED](FOVOS TEL03-3797-5822)、パンツ2万900円/バーンストーマー(ヘムトPR TEL03-6721-0882)、メガネ5万5000円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウTEL03-3409-7285)

ネイビーブレザー、チルデンセーター、チノパンという直球アメトラスタイルを、ワインハイマーレザーの光沢感がエレガントに引き締める。しかし、デザイン自体はあくまでアメリカンな要素を多分に含んだカジュアル靴であり、外ハトメ&外羽根のラギッドな意匠も休日向き。

このどちらにも振れる塩梅が今回の新作シューズ最大の魅力である。履き心地をグンと向上させるハーフラバーソールも嬉しい。

SHOP DATA
リファーレ 恵比寿
東京都渋谷区恵比寿南 2-7-1
TEL03-5768-1373
営業:12:0020:00
休み/水曜定休

最高級の称号を持つワインハイマー社謹製。

創刊から休日服としてのアメリカントラッドを提案し続けてきた「セカンド」。断然革靴派を謳う雑誌にとって、ウィールローブのような直球カジュアル靴は大好物だ。そんな同ブランドは、これまでラギッドなクロムエクセルレザーをメインに採用していたが、今季ワインハイマー社のボックスカーフを使った新作をリリース。

ワインハイマー社は、ドイツの名門タンナー「カールフロイデンベルグ」のレシピと技術を受け継いでおり、玄人の革靴好きにこそファンが多い。同社の革はいまだカーフのなかでも最高級とされ、上品な光沢感と美しい履きジワが特徴。アメトラはもちろん、JKTスタイルとの相性はさらに向上した。

HEAVY STITCHING MOC(右)

今回の3型のなかで、もっともカジュアルなモックトゥタイプ。「オーソペディックシューズ」という矯正靴をベースに作られ、カジュアルパンツとの相性は抜群。57200

PLAIN TOE DERBY(左)

トゥ側とヒール側のパーツが分かれているダービー型は、よりカジュアル寄りな印象。ミリタリーサービスシューズもこの形で、ほんのすこしラギッドな顔つきでもある。57200

PLAIN TOE BLUCHER(下)

トゥからかかとまで、ひとつながりの仕様で剥ぎの少ないクリーンなルックスは、カジュアルスタイルのドレスアップはもちろん、ドレッシーなスタイルでも真価を発揮。57200

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

【問い合わせ】
トライ・アップ
TEL03-5824-3190

(出典/「2nd 202212月号 Vol.189」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部