革靴ライクでも履き心地抜群な[ペネレル]。

見た目はメダリオンを配した、いわゆるウイングチップの革靴。軽さや履き心地はスニーカーという、両者をいいとこ取りした[ペネレル]。型押ししたステアレザーのエレガントな表情は、まさにトラディショナルなウイングチップシューズそのもの。休日はもちろんのこと、ビジネスシーンでの装いにもすんなり馴染んでくれる一足だ(しかも楽チン!)。
型押ししたステアレザーにウレタンコーティングを施すことで光沢感アップ。さらに、ほかのパトリックのモデルに比べるとノーズが長く設定されているため、よりドレッシーな印象に仕上がっている。型押しの方がプレーンレザーより汚れが目立たない、という隠れた利点も。
取り外しができるカップインソールのため、手入れや交換もラク。さらにライニングには柔らかなレザーを採用することで、履き心地もよりソフトに。
グリップ力の高いアウトソールを採用。余計な負荷がかからず、長時間の歩行も快適に。さりげなくパトリックを象徴する二本線が入っているところがニクい。
編集部パピーが、本気(ガチ)の私物だけでオンオフ使い分けてみた。

まずはオンから。とは言っても、編集部はスーツになる機会がそれほどないため、“ちょっぴりフォーマルなレセプションパーティに出席”というテーマでスタイリングしてみた。ジャケパンスタイルにもご覧のとおり、ばっちりハマっている。
「これぐらいカジュアル寄りのドレススタイルにもお洒落に取り入れられるのは、“ドレス顔だから”というだけでなく、逆にほどよいカジュアルさも持ち合わせているからだと感じました。もちろんスーツスタイルでもまったく違和感なく履けそうですね。あと、これで30分ほど歩いてみたんですけど、いい意味で足元に気を遣っている感覚が一切ない。一般的な革靴を履くことの多いボクにとっては新鮮ですし、外回りが多い日にはめちゃくちゃ重宝しそうです」
一方こちらは、ヨーロッパスタイル好きなパピーの、休日コーディネイト。それなりに主張の強いアイテムのなかでも決して埋もれることなく、強い存在感を放っている[ペネレル]。
「裾幅の広いパンツを穿くとアッパーの大部分が隠れてしまいますが、その分トゥにインパクトのあるウイングチップは好相性ですよね。しかも今回のコーディネイトのように、リネンやコットン素材の服に合わせた時でも、[ペネレル]の持つ光沢感がしっかりと存在を主張してくれる。そんなファッション性の高さを備えていながら、この軽さとこの履き心地は、かなり嬉しいです。正直こんなに普段の恰好にすんなりと馴染むとは思ってなかったので、履いてみて印象が変わりました。これは忖度ナシの本気(ガチ)コメントですよ(笑)」
【問い合わせ】
カメイ・プロアクト
TEL.03-6450-1515
TEXT:Shuhei Takano PHOTO:Yoshika Amino
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