書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX1600

RF世代のレンズ選び。まず、レンズの画角を考える

  • 2022.12.26

完全に自分目線のカメラ選びシリーズ。EOS 6D Mark IIからEOS R6 Mark IIに乗り換えようと思ってるんだが、レンズ選びをどうするか……問題。今回は、どんな画角のレンズが必要かを考えてみよう。

RFシリーズに乗り換えるメリットは、『テクノロジーの進化』と『大口径ショートフランジバック』のメリットを享受できることにある。

前者は、 AIを使った瞳認識などの高性能なAFだったり、最大8段分という強力な手ブレ補正が挙げられる。後者は、全体にレンズ性能を引き出しやすく、特に広角側で超明るいレンズを作れるということが挙げられるだろう。

筆者のように、『それなりの価格で、それなりの写真を撮れる装備を揃えたい』と考えるなら、前者のメリットの方が大きい。つまり、高性能なAIと手ブレ補正で、すごく高価なレンズでなくてもそれなりの写真が撮れるのがメリットだといえる。

筆者の場合、取材現場での全体の風景、人、遠方からの登壇者の撮影、現場での商品のそれなりのカット、自宅の簡易セットでの簡単な商品撮影……に、最近は取材対象者のポートレートなどが主な撮影目的となっている。これらをカバーするレンズを検討してみよう。

購入検討レンズを4本に絞った

基本的なところでいうと、明るい標準ズームと望遠ズームがあればいい。24-70mmと70-200mmとか。F2.8通しのこの2本があれば、そりゃ楽で素晴らしいだろうが、高いし、重い(ちなみに、それぞれ34万1000円・約900gと、39万6000円・約1,070g)。プロではない(カメラマン専業ではない)私には無理。

となると、24-105mmと100-400mmのそれなりの価格のレンズと、コストパフォーマンスの高い単焦点レンズを組み合わせることになる。

というわけで、今回、購入を検討しているのが、この4本。

RF24-105mm F4-7.1 IS STM(7万3150円)
もしくは、RF24-105mm F4 L IS USM(18万4800円)
RF100-400mm F5.6-8 IS USM (9万3500円)
RF35mm F1.8 MACRO IS STM(7万7000円)
RF85mm F2 MACRO IS STM(9万3500円)

これだけあれば、とりあえず取材で写真を撮るのにはなんとかなるはず。

ホントは16mmぐらいの広角レンズもあれば嬉しいけれど、仕事で必須ってわけではないので、これは次の買い物に残しておこうと思う。

標準ズームって、こんな画角

というわけで、お借りしてきたレンズで試し撮り。

まず、RF24-105mm F4-7.1 IS STMの広角側。つまり24mm。

そして、同じくRF24-105mm F4-7.1 IS STMの望遠側。つまり105mm。

普段なにげなく使ってるけど、標準ズームっていうのは、だいたいこのぐらいズームで寄れるワケです。

ちなみに、iPhone 14 Proの0.5×が13mm相当、1×が24mm相当、2×が48mm相当、3×が77mm相当と考えると、だいたいの感覚はお分かりいただけるのではないかと思う。

望遠ズームって、こんな画角

次に、RF100-400mm F5.6-8 IS USMの広角側。つまり100mm。画角は標準ズームの一番望遠側とほぼ変わらないけど、ちょっと明るいので、後ろも少しボケてる。

そして、次に、RF100-400mm F5.6-8 IS USMの望遠側。つまり400mm。

正直、9万3500円は望遠の、しかもズームレンズにしては、やっすいレンズなんだけど、EOS R6 Mark IIのAFのおかげでほどんど何もしなくても瞳にカリッとピントが来てる。この時は明るいから、シャッタースピードは1/400あるけど、これがもっと暗くなっても、強力な手ブレ補正があれば安心して撮れる。

安くて、けっこういい。しかも、このレンズ、約635gと軽いし、コンパクト。この性能はテクノロジーの勝利だ。

もちろん、レースとか飛行機を撮るなら、デカイ明るいレンズが必要だけど、発表会取材で、登壇者の方を席から撮るという私の目的にはこのレンズはピッタリだ。

35mm、85mm。2本の単焦点レンズの画角

さて、単焦点レンズの画角も見ておこう。

私の大好きなRF35mm F1.8 MACRO IS STMはこんな感じ。

なんというか、何の変哲もないというか、肉眼の画角に近い感じで好きなのだ。この写真だと良さはちょっと出にくいが、これについてはまた後ほど詳しく。

そして、もう一本。RF85mm F2 MACRO IS STMはこんな感じ。

これも、当然、もうちょっと近寄った方が魅力的なのだが、とりあえず画角の確認ということで。

いろいろ欲を言うとキリがないけれど……

もっと広角側が欲しいとか、明るいレンズが欲しいとか言い始めるとキリがないけれど、EOS R6 Mark II(もしくはEOS R6)と組み合わせて、日々の取材に使うなら、まずはこの4本かなぁ……と思っている。

EOS 6D Mark IIと、何本かあるEFレンズを売って、なんとか新しい機材を買う足しにできるといいのだが……。

(村上タクタ)

(このシリーズの記事)

RFに乗り換えてEOS R6を買おうと思ったら、Mark IIが発表された。どうすればいいのか?

RFに乗り換えてEOS R6を買おうと思ったら、Mark IIが発表された。どうすればいいのか?

2022年12月05日

もうEF→RFにすべき……を検討するため、キヤノンからEOS R6 Mark IIとレンズ多数を借りた

もうEF→RFにすべき……を検討するため、キヤノンからEOS R6 Mark IIとレンズ多数を借りた

2022年12月21日

EF→RF乗り換えのためのレンズ選び。標準ズームはF4通し? それとも安い方?

EF→RF乗り換えのためのレンズ選び。標準ズームはF4通し? それとも安い方?

2022年12月21日

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部