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自動調理ロボットYo-Kai Express、新メニュー登場

毎回取材しているので、まるでYo-Kai Express専属レポーターのようになってしまっているが(笑)、今回、Yo-Kai Expressの新作メニューと、特殊冷凍で知られるデイブレイク社の合同発表会に取材に行ってきたので、その様子をレポートしよう。ちょっと長くなってしまいそうなので、まずはYo-Kai Expressの方から。

懇親会を兼ねて、じっくりと試食

今回の発表は、デイブレイク社のショールームを使って、年末の懇親会を兼ねて、さまざまな製品を試食しつつ……というカタチで行われた。おかげで、Yo-Kai Expressの新製品とデイブレイクというフードテック企業が提供する食べ物の味をじっくりと堪能することができた。

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これまで、何度かレポートしたので、詳細はそちらをご覧いただきたいが、Yo-Kai Expressは、シリコンバレー発の調理ロボット。

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一見すると昔からあるような自動販売機に見えるが、冷凍された食品を超高温の蒸気で、短時間で解凍、調理する。電子レンジと違って、不自然な温度ムラができず、本当にその場で調理したかのような味になるのが特徴。単純な加熱ではなく、センサー技術を使って、料理の温度などを計測し、情報をフィードバックしながら加工を加減するから調理『ロボット』なのだ。

『旭川 Miso Butter』美味しい!

今回発表されたメニューは、『旭川 Miso Butter』と『函館 Shio』の2種類のラーメン。

『旭川 Miso Butter』は、Yo-Kai Expressの調理方法に合っているというか、太めの麺に味噌、そこにコッテリとしたバターの旨味は、熱々で提供されるYo-Kai Expressで食べると非常に美味しかった。冬の高速道路のパーキングで食べるなら、これ一択! と言いたくなるほど、寒い季節にピッタリのメニューだ。790円という価格もリーズナブルに思える。

続いて、『函館 Shio』はもうちょっとあっさり風味に細麺。二日酔いの朝に食べたいような、さっぱりとした風味だ。これら2種類は一風堂の『力の源グループ』の渡辺製麺の麺で作られる。

また、先日発表された、同じく渡辺製麺の『信州 Kamo Soba』の販売も開始されるとのことで、こちらも試食できた。鴨肉はとても美味しい。麺は小麦粉感が強くて、もう少し蕎麦感が欲しいのだが、たとえば十割蕎麦を冷凍してしまうとボロボロと粉になってしまうらしい。現在の蕎麦粉は3割とのこと。

冷凍や調理のノウハウは日々アップデートされているらしく、初期の頃に試食した人は『ぬるい』という感触を持った人もいたようだが、今は、ほどよい熱々さ加減が安定している。液晶画面のソフトウエアはたまにトラブっていることはあるようなので、そのあたりはまだ熟成される必要があるのだろうけれど。この調理ロボットはインターネットに接続されており、通信しつつ動作しているようなので、ネットの接続環境も安定動作のために必要なようだ。

さらに、テーブルマークのうどんも提供開始

また、テーブルマークと共同でメニュー開発された『あまから牛肉 Dashi Udon』『みるきいカレー Dashi Udon』『しみしみお揚げ Dashi Udon』の3種類の提供も開始された。

筆者は『しみしみお揚げ Dashi Udon』を食べたが、ダシの味も、うどんのモチモチ感も、お揚げの甘さも非常に良かった。関西人としても満足できる美味しさだった。お勧め(だが、うどんの方が安くあって欲しいと思うのはなぜだろう?)。

現在のラインナップはこちら。

●Yo-Kai オリジナルフレーバー(税込 790円)
 鶏 Yuzu Shio
 東京 Shoyu
 札幌 Spicy Miso
 九州 Tonkotsu

●一風堂提供(税込 980円)
 一風堂博多とんこつラーメン
 IPPUDO プラントベース(豚骨風)ラーメン

●渡辺製麺(力の源グループ)提供
 燕三条 Se-Abura
(税込 980円)
 信州 Kamo Soba
 旭川 Miso Butter
 函館 Shio
(以上、税込 790円)

●テーブルマーク提供(牛肉・カレー:税込 880円、お揚げ:税込 790円)
 あまから牛肉 Dashi Udon
 みるきいカレー Dashi Udon
 しみしみお揚げ Dashi Udon

筆者も全部を食べたワケではないが、筆者の主観的ランキングは、
 1位 燕三条 Se-Abura
 2位 旭川 Miso Butter
 3位 しみしみお揚げ Dashi Udon
いや、初期に食べたから印象が薄まってるが、当然のことながら『一風堂博多とんこつラーメン』も美味しいか……。実際に、高速道路のサービスエリアでYo-Kai Expressを発見したら、どれを食べるか本当に迷うことだろう。

日本での運用開始はまだ9カ所だが、未来は明るい

半導体不足の影響で、生産が追いついていない模様だが、設置も徐々に進んできている。

現在、日本では以下の9台だが、生産が軌道に乗り次第、次々と配備が進むに違いない。
 上野駅 新幹線改札内コンコース地下3階
 羽田空港第2ターミナル1階 自販機レストラン内
 首都高 高速11号台場線 芝浦パーキングエリア(上り)
 首都高 加平パーキングエリア(下り)
 首都高 平和島パーキングエリア(下り)
 太陽鉱油 6号線水戸南サービスステーション
 太陽鉱油 6号線東海村サービスステーション
 NTTデータ データセンター内

先行しているアメリカでは、病院や、APAホテルロビー、サンノゼ空港などへの設置が進んでいるらしい。病院ではすでに10カ所に設置されているとのこと。どこに行ってもだだっ広くて、食事をする場所に苦労するアメリカでは、大変重宝されるに違いない。また、サンノゼ空港なら、我々もシリコンバレー取材の帰りに食べたりできそうなので、それも楽しみだ。

もともと、アメリカでは麺類以外も販売されているようだが、近いうちに日本でも麺類以外の提供も行いたいと代表のAndyさんもおっしゃっていた。提供が開始されれば、レポートしたい。

今回の、Yo-Kai Express、デイブレイク共同発表会開催の裏で努力されていたのが、シリコンバレー在住でフードテックに力を入れていらっしゃる外村仁さん。

食の改善は、人の生活を大きく変える。700兆円産業と言われるフードテックのこれからについて、ThunderVoltでも引き続きレポートしていきたい。

(村上タクタ)

 

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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