書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX1600

一家に一台あるべきApple TV 4Kが第3世代に。軽量超高性能化【先行レビュー】

  • 2022.11.03

iPhoneをお使いの方で、Apple TV 4Kをお持ちでない方がいらっしゃったら、これはぜひ購入しておきたい。HDMIケーブルでテレビに繋ぐいわゆるセットトップボックスなのだが、iPhoneやMacなどの映像をテレビに映せるという点だけでも、価格だけの価値はある。そのApple TV 4Kが第3世代になって、大きなアップデートを遂げた。ちなみに、本記事は先行レビューで、この新しいApple TV 4Kは明日11月4日金曜日に発売となる。

2〜4年に1度アップデートされる

初代のApple TVが登場したのは、なんと2007年。iPhoneと同じ年なのだ。

初代のApple TVは40GBのHDDを搭載していて、Macの写真や動画をテレビで見たり、iTunesの音楽を楽しんだりするためのデバイスだった。もはやご記憶の方は少ないと思うが、当時のMac miniのようなサイズで、天板が乳白色のプラスチックで『TV』と書かれていた。

急激に進化して、現在のApple TVに近いサイズ感、機能になったのは2010年のApple TV(第2世代)から。その後、第3世代、第4世代を経て、2017年にApple TV 4K(第1世代)、2021年には第2世代、そして今回、Apple TV 4K(第3世代)に進化した。トータルで7世代目にあたる。およそ2〜4年ぐらいのサイクルで、少し型落ちのiPhoneやiPadのチップセットを搭載しつつ進化している。

Apple TV+などストリーミングを観るのに最適

現在のApple TV 4Kで一番使用頻度が高いのは、Apple TV+をはじめ、Disney+、プライムビデオ、Netflix、hulu……などのストリーミングサービスの再生機能だろう。

これらの機能を持つデバイスは数多くあるし、最近ではテレビ単体でも可能なものが多いが、画質も音質も最高レベルで楽しめるのが、Apple TV 4Kのメリットだ。

また、iTunesの音楽や、ミュージックビデオも楽しめるし、iPhoneの写真.appからiCloudに同期されている写真も見ることができる。また、iPhone、iPad、Macなどのディスプレイをミラーリングすることもできる。これらの機能だけでも、アップル製品のユーザーにとっては投資する価値のあるデバイスだといえるだろう。また、Apple Arcadeのゲームをプレイすることもできる。

128GBのストレージを内蔵しているWi-Fi+Ethernetモデルは2万3800円(税込)、今回新たに設けられたEthernetポートを持たないWi-Fiのみの仕様の64GBモデルが1万9800円(税込)となっている。機能の割に、非常に安価だ。

半分の重さになっている、そのワケは?

ここで、今回のApple TV 4K(第3世代)の特徴について述べておこう。

写真で見ると、従来のものと同じように見えるが、実は縦横のサイズが各5mmずつ小さくなっている。1辺のサイズは93mmだ。そして、高さが35mmから31mmへと4mm小さくなっている。

そして、非常に驚くのはとても軽くなっているということだ。

従来モデルは425gあったのだが、今回のモデルはWi-Fiモデルが208g、Wi-Fi+Ethernetモデルが214gになっている。おおよそ、半分の軽さだ。

この違いの理由は実は冷却システムの有無にある。

従来モデルはA12 Bionic搭載で冷却ファンを積んでいたが、Apple TV 4K(第3世代)は、A15 Bionic搭載で、冷却ファンを持たない。

A15 Bionicといえば、去年のiPhone 13シリーズ、そして今年のiPhone 14/14 Plusに搭載されている非常に新しい世代のチップセットである。ぜいたくにもそれを搭載することによって、冷却する必要をなくしてしまったということだ。

まぁ、持ち歩くものではないので、軽くなっても仕方がないのだが、超高性能化されたゆえに軽いということは知っておきたい。

Apple TV 4K(第3世代)はドルビービジョンに加えて、HDR10+に対応するようになった。今のところHDR10+に対応しているテレビを探す方が難しいが、今後対応機種が増えてきた場合に、よりあざやかな色彩を提供できるようになる。

Siriリモートと呼ばれるリモコンは、従来のApple TV 4K(第2世代)と同じ形状だが、従来モデルではLightningだったコネクターがUSB-Cになっている。

PS5のゲームコントローラーも使える

定額でプレイできるが、比較的おとなしめのゲームラインナップとなっているApple Arcadeのゲームをプレイするのにも良い選択肢だ。tvOS 13から、PS4のゲームコントローラーなどが使えるようになっており、コントロール性が向上してる。

Apple TVのリモコンで遊ぶより、これらのコントローラーでプレイした方が、操作しやすいことは言うまでもない。

ドライビングゲームのAsphalt 8で遊んでみたが、Apple TVのリモコンで遊ぶより、PS5 用のDualSense (デュアルセンス)で遊ぶのは非常に快適だった。

もし持っていなければ、すぐ買った方がいい!

処理能力が高いからといって、従来のモデルから買い替えるほどのことはないが、あなたがまだ4Kでない世代のものをお持ちなら、今度の新型に乗り替えた方がいい。

ストリーミングはもちろん、iPhoneやMacの映像を表示するにしても、新しいApple TVは非常にパフォーマンスに余裕がある。画質などのクオリティにおいてもアドバンテージがある。

安価なFire TV Stickや、テレビ内蔵の機能でだいたいまかなえる機能も多いが、最新のiPhone同等のA15 Bionic搭載のApple TV 4Kはやはり高機能だし、iPhoneやiPad、Macを使うユーザーにとっては連携性が高く、非常に快適だ。

4Kでない世代のものを使っているなど、久しく買い替えていない人は、高価なモノでもないので、アップデートしておくといいだろう。

(村上タクタ)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部